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もの‐とい【物問ひ】‐とひ🔗🔉

もの‐とい【物問ひ】‐とひ 物事をたずね聞くこと。安否をたずねること。「―などすれば三人ばかり、やまひごと、くぜちなどいひたり」〈かげろふ・下〉占い。卜占(ぼくせん)。「―、何やかやと」〈狭衣・二〉

もの‐と・う【物問ふ】‐とふ🔗🔉

もの‐と・う【物問ふ】‐とふ [動ハ四]うらなう。「おびただしき物のさとしどもあれば、―・はせ給ふに」〈狭衣・二〉

もの‐どお・し【物遠し】‐どほし🔗🔉

もの‐どお・し【物遠し】‐どほし [形ク]遠い。遠く離れている。「かやうの人も、おのづから―・からで、ほの見奉る」〈源・須磨〉よそよそしい。「いと静かに、―・きさましておはするに」〈源・紅葉賀〉

モノトーン【monotone】🔗🔉

モノトーン【monotone】 [名・形動]単調であること。また、そのさま。一本調子。「―なリズムの音楽」単一色の濃淡・明暗で表現すること。

もの‐とがめ【物×咎め】🔗🔉

もの‐とがめ【物×咎め】 気にすること。とがめだてをすること。「―する犬の声絶えず」〈源・浮舟〉

モノトナス【monotonous】🔗🔉

モノトナス【monotonous】 [形動]単調であるさま。一本調子で、変化に乏しいさま。「―な響き」

もの‐ども【者共】🔗🔉

もの‐ども【者共】 [代]二人称の人代名詞。目下の者に呼びかける語。おまえたち。そのほうども。「―、油断するな」[名]多くの人たち。人々。「内教坊、内侍所のほどに、かかる―あるはやと、をかし」〈源・末摘花〉

モノドラマ【monodrama】🔗🔉

モノドラマ【monodrama】 ただ一人の俳優が演じる芝居。また、一人の人物の心理的変化を象徴的に表現する劇。一人芝居。独演劇。

もの‐とり【物取り】🔗🔉

もの‐とり【物取り】 他人の物を盗み取ること。また、その人。泥棒。「―に入られる」

もの‐なげか・し【物嘆かし】🔗🔉

もの‐なげか・し【物嘆かし】 [形シク]なんとなく嘆かわしい。「なほつねに―・しく、世の中、心にあはぬ心地して」〈枕・三一五〉

もの‐なげき【物嘆き】🔗🔉

もの‐なげき【物嘆き】 心配。苦労。悲嘆。「公家、私今の―にして、しづ心なし」〈栄花・浦々の別〉

大辞泉 ページ 14914