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や‐かず【家数・屋数】🔗🔉

や‐かず【家数・屋数】 家のかず。戸数。

やかず‐はいかい【矢数俳×諧】🔗🔉

やかず‐はいかい【矢数俳×諧】 俳諧形式の一。一昼夜または一日の間に独吟で句数の多さを競う俳諧興行。京都三十三間堂の通し矢の数を競うのに倣ったもの。初め大句数(おおくかず)と称した。延宝五年(一六七七)大坂生玉(いくたま)の本覚寺で井原西鶴の行った一六〇〇句独吟が最初で、貞享元年(一六八四)に西鶴が二万三五〇〇句独吟の記録を達成。

や‐がすり【矢×絣・矢飛白】🔗🔉

や‐がすり【矢×絣・矢飛白】 矢羽根の模様を表した絣柄。矢筈(やはず)絣。

や‐かぜ【矢風】🔗🔉

や‐かぜ【矢風】 矢が飛んでいくときに起こす風。

や‐かた【屋形・館】🔗🔉

や‐かた【屋形・館】 地位・身分ある人の住む屋敷。また、その主人。おやかた。仮ずまいのための形ばかりの小屋。かりや。寓居(ぐうきよ)。「水茎の岡の―に妹と我と寝ての朝けの霜の降りはも」〈古今・大歌所御歌〉牛車(ぎつしや)などの上につくった家の形をした覆い。「月の明きに、―なき車のあひたる」〈枕・四五〉船の上にしつらえた屋根のある部屋。船屋形。「みさごは魚をつかみながら大友が舟の―の上へぞ落ちたりける」〈太平記・一六〉貴人を敬っていう語。また、特に中世、屋形号を許された大名の称。「―の御意得奉りて」〈甲陽軍鑑・四〇〉「屋形船」の略。「つながせし―に皆々乗り出す」〈浄・二枚絵草紙〉

やがた‐いさき【矢形×伊佐木】🔗🔉

やがた‐いさき【矢形×伊佐木】 コトヒキの別名。

やかた‐お【矢形尾・屋形尾】‐を🔗🔉

やかた‐お【矢形尾・屋形尾】‐を タカの尾の羽の斑(ふ)の一種。山形の模様のあるもの。また、矢羽根の形に似るもの。あるいは、屋根の形に似るからともいう。「鷹(たか)はしもあまたあれども―の我(あ)が大黒(おほぐろ)(=タカノ名)に」〈万・四〇一一〉

やかた‐ぐるま【屋形車】🔗🔉

やかた‐ぐるま【屋形車】 屋形をつくりつけた牛車(ぎつしや)

やかた‐ごう【屋形号】‐ガウ🔗🔉

やかた‐ごう【屋形号】‐ガウ 「屋形」という称号。室町時代、特に許された守護大名が用いた。これを得なければ、家臣に烏帽子(えぼし)・直垂(ひたたれ)・素袍(すおう)を着せることができなかった。

大辞泉 ページ 15003