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やなぎ‐しぼり【柳絞(り)】🔗🔉

やなぎ‐しぼり【柳絞(り)】 柳の葉のような柄を染め出した絞り染め。滝絞り。

やなぎた‐くにお【柳田国男】‐くにを🔗🔉

やなぎた‐くにお【柳田国男】‐くにを一八七五〜一九六二]民俗学者。兵庫の生まれ。貴族院書記官長を退官後、朝日新聞に入社。国内を旅して民俗・伝承を調査、日本の民俗学の確立に尽力した。文化勲章受章。著「遠野物語」「石神問答」「民間伝承論」「海上の道」など。

やなぎ‐たで【柳×蓼】🔗🔉

やなぎ‐たで【柳×蓼】 タデ科の一年草。水辺に生え、高さ四〇〜六〇センチ。柳に似て細長い葉を互生し、鞘(さや)状の托葉(たくよう)をもつ。夏から秋、白い小花をまばらな穂状につける。葉に辛味があり、香辛料とする。ほんたで。またで。《季 夏》

やなぎだに‐かんのん【柳谷観音】‐クワンオン🔗🔉

やなぎだに‐かんのん【柳谷観音】‐クワンオン 楊谷寺(ようこくじ)の通称。

やなぎ‐だる【柳×樽】🔗🔉

やなぎ‐だる【柳×樽】 柄樽(えだる)の一種で、長い二本の柄のある、祝儀用の酒樽。朱漆で塗り、定紋をつけたものもある。→柄樽 →角樽(つのだる)◆書名別項

やなぎだる【柳多留】🔗🔉

やなぎだる【柳多留】 「誹風(はいふう)柳多留」の略称。

やなぎ‐とうば【柳塔婆】‐タフバ🔗🔉

やなぎ‐とうば【柳塔婆】‐タフバ 柳の木や枝を塔婆として立てるもの。三十三回忌など最終年忌に立てる。

やなぎ‐の‐いと【柳の糸】🔗🔉

やなぎ‐の‐いと【柳の糸】 細くてしなやかな柳の枝を糸に見立てていう語。《季 春》

やなぎ‐の‐かずら【柳の×鬘】‐かづら🔗🔉

やなぎ‐の‐かずら【柳の×鬘】‐かづら 柳の若枝で作った髪飾り。三月の節句に用いた。やなぎかつら。「鮮やかなる衣(きぬ)に、―つけなどして」〈たまきはる〉

やなぎ‐の‐かみ【柳の髪】🔗🔉

やなぎ‐の‐かみ【柳の髪】 柳の枝が細く長いのを髪に見立てていう語。「春風や―をけづるらん緑のまゆも乱るばかりに」〈新千載・春上〉女性の長く美しい髪を柳の枝にたとえていう語。「―を何ゆゑに、浮き世恨みて尼が崎」〈浄・歌念仏〉

大辞泉 ページ 15099