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ゆかもの‐の‐つかい【由加物の使】‐つかひ🔗🔉

ゆかもの‐の‐つかい【由加物の使】‐つかひ 大嘗祭(だいじようさい)に先だち、由加物の製造・運送などを監督するために諸国に遣わされた使者。

ゆ‐がら【幹】🔗🔉

ゆ‐がら【幹】 弓の本弭(もとはず)から末弭(うらはず)にかけての木や竹の部分。弦(つる)に面する方を弓腹(ゆはら)、反対を背(せ)という。

ゆかり【縁・所縁】🔗🔉

ゆかり【縁・所縁】 なんらかのかかわりあいやつながりのあること。因縁。「縁(えん)も―もない」「文豪―の地」「―の者を頼って上京する」血縁関係のある者。親族。縁者。「おのが―、西東合はせて六百人ばかり」〈宇津保・藤原の君〉《「ゆかりじそ」の略》梅干と一緒に漬け込んだ紫蘇(しそ)の葉を乾燥させて粉にしたもの。飯にふりかけたりする。

ゆかり‐の‐いろ【縁の色】🔗🔉

ゆかり‐の‐いろ【縁の色】 《古今集・雑上の「紫の一本(ひともと)ゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る」から》紫色。「春も惜し花をしるべに宿からん―の藤の下陰」〈拾遺愚草・上〉

ゆかり‐むつび【×睦び】🔗🔉

ゆかり‐むつび【×睦び】 血縁のある者が親しく交わること。「げに殊なることなき―にぞあるべけれど」〈源・蜻蛉〉血縁どうしの結婚。「―ねじけがましきさまにて」〈源・少女〉

ゆか・る【縁る】🔗🔉

ゆか・る【縁る】 [動ラ四]《名詞「ゆかり」の動詞化》縁がある。縁がつながる。「武士にて―・りつつかはれて」〈愚管抄・四〉

ユカワ【yukawa】🔗🔉

ユカワ【yukawa】 《湯川秀樹にちなむ》原子物理学で用いられる長さの単位。一ユカワは一〇兆分の一すなわち10-13センチ。記号Y フェルミ。

ゆ‐かわあみ【斎川浴み】‐かはあみ🔗🔉

ゆ‐かわあみ【斎川浴み】‐かはあみ 身を浄めるために川で水を浴びること。「諸(もろもろ)の氏姓の人等、―斎戒(きよまは)りて」〈允恭紀〉

ゆかわ‐ひでき【湯川秀樹】ゆかは‐🔗🔉

ゆかわ‐ひでき【湯川秀樹】ゆかは‐一九〇七〜一九八一]理論物理学者。東京の生まれ。小川琢治の三男。京大教授。中間子の存在を予言し、坂田昌一・武谷三男らと協力して中間子理論を展開。その後、非局所場の理論、素粒子の統一理論へと発展させた。パグウォッシュ会議参加など、平和運動にも活躍。昭和二四年(一九四九)日本人最初のノーベル物理学賞を受賞。文化勲章受章。著「素粒子」「現代科学と人間」など。

大辞泉 ページ 15276