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ゆき‐わ【雪輪】🔗🔉

ゆき‐わ【雪輪】 文様・紋所の名。六角形の雪の結晶を円形に表したもの。

ゆき‐わかれ【行(き)別れ】🔗🔉

ゆき‐わかれ【行(き)別れ】 行き別れること。別離。いきわかれ。

ゆき‐わか・れる【行(き)別れる】🔗🔉

ゆき‐わか・れる【行(き)別れる】 [動ラ下一]ゆきわか・る[ラ下二]互いに別々の方向へ別れて行く。いきわかれ。「東と西とに―・れる」

ゆき‐わた・る【行(き)渡る】🔗🔉

ゆき‐わた・る【行(き)渡る】 [動ラ五(四)]広い範囲にもれなく届く。隅々にまで及ぶ。いきわたる。「全家庭に―・る」世間に広く普及する。いきわたる。「宣伝が―・る」行って渡る。渡り行く。「にはたづみ川―・りいさなとり」〈万・三三三五〉

ゆきわり‐こざくら【雪割小桜】🔗🔉

ゆきわり‐こざくら【雪割小桜】 ユキワリソウの変種。北海道・東北地方の深山に自生。葉は菱形。夏、白や淡紅色の花を二、三個つける。

ゆきわり‐そう【雪割草】‐サウ🔗🔉

ゆきわり‐そう【雪割草】‐サウ サクラソウ科の多年草。本州中部以北の高山に自生し、高さ約一〇センチ。葉は根際から出て、へら形でしわがあり、裏面に淡黄色の粉状のものがついている。初夏、淡紅紫色の小花をつけ、名は雪解けとともに花が咲くことによる。《季 春》ミスミソウの別名。

ゆきわり‐まめ【雪割豆】🔗🔉

ゆきわり‐まめ【雪割豆】 ソラマメの別名。

ゆ・く【行く・逝く・往く】🔗🔉

ゆ・く【行く・逝く・往く】 [動カ五(四)]向こうへ移動する。「はやく―・け」目的地へ向かって進む。「学校へ―・く」歩く。歩いて進む。「悪路を―・く」通り過ぎる。「沖を―・く船」年月が経過する。「―・く秋を惜しむ」流れる。「―・く水のごとく」(逝く)死ぬ。「君―・きて三年」物事がはかどる。「うまく―・かない」物事をする。「前の方法で―・くことにする」気持ちが十分満足する。「納得が―・く」年をとる。成長する。「年の―・かない子供」嫁に行く。とつぐ。「末娘も嫁に―・く年ごろになった」(補助動詞)動作の継続・進行の意を表す。「やせて―・く」 [可能]ゆける◆「いく」の語形も上代からみられ、平安時代以降は「ゆく」と併用される。「ゆく」「いく」はほとんど意味は同じであるが、古くは「ゆく」のほうがより広く使われ、特に訓点資料・和歌(「生く」との掛け詞の場合を除き)では、ほとんどすべてが「ゆく」である。現在では「ゆく」に比べて「いく」のほうが話し言葉的な感じをもち、したがって、「過ぎ行く」「散り行く」など、文章語的な語の場合には「ゆく」となるのが普通である。なお、「ゆきて」のイ音便形「ゆいて」も用いられたが、現在は一般的でなく、促音便形は「ゆく」のほうは用いられず、「いく」を用いて「いって」「いった」となる。 [類語]向かう・赴く・出向く・出かける・足を運ぶ(尊敬)いらっしゃる・おいでになる・おでかけになる・おでましになる (謙譲)参る・参ずる・伺う・参上する [下接句]後(あと)へも先へも行かぬ・裏の裏を行く・地(じ)で行く・千万人といえども吾(われ)(ゆ)かん・天馬空を行く・得心が行く・年が行く・捗(はか)が行く・人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如(ごと)し・一筋縄では行かない・目が行く

大辞泉 ページ 15296