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ゆき‐やなぎ【雪柳】🔗🔉

ゆき‐やなぎ【雪柳】 バラ科の落葉小低木。川辺に生える。枝は弓なりに垂れ、葉は柳のように細くて小さい。春、白い小花が枝上に並んで咲き、雪が積もったように見える。庭や公園によく植えられる。こごめばな。こごめざくら。こごめやなぎ。《季 春》「―折るとかがめるとしまぶり/草城」

ゆき‐やま【雪山】🔗🔉

ゆき‐やま【雪山】 雪が降り積もっている冬の山。ゆきのやま。《季 冬》雪を高く山のように積み上げたもの。平安時代に宮中で行われた。ゆきのやま。

ゆき‐や・る【行き遣る】🔗🔉

ゆき‐や・る【行き遣る】 [動ラ四]行きつづける。多く打消しの語を伴って用いる。「―・らぬ夢路をたのむ袂(たもと)には天(あま)つ空なる露やおくらむ」〈伊勢・五四〉

ゆき‐ゆ・く【行き行く】🔗🔉

ゆき‐ゆ・く【行き行く】 [動カ四]どんどん先に進む。「―・きて駿河(するが)の国にいたりぬ」〈伊勢・九〉

ゆき‐よ【雪夜】🔗🔉

ゆき‐よ【雪夜】 雪の降る夜。雪が積もった夜。

ゆ‐ぎょう【遊行】‐ギヤウ🔗🔉

ゆ‐ぎょう【遊行】‐ギヤウ [名]スル出歩くこと。歩き回ること。「中川べりに―したり寝転んだりして」〈露伴・蘆声〉僧などが布教や修行のために諸国を巡り歩くこと。行脚(あんぎや)

ゆぎょう‐じ【遊行寺】ユギヤウ‐🔗🔉

ゆぎょう‐じ【遊行寺】ユギヤウ‐ 清浄光寺(しようじようこうじ)の異称。

ゆぎょう‐しゅう【遊行宗】ユギヤウ‐🔗🔉

ゆぎょう‐しゅう【遊行宗】ユギヤウ‐ 時宗(じしゆう)の異称。

ゆぎょう‐しょうにん【遊行上人】ユギヤウシヤウニン🔗🔉

ゆぎょう‐しょうにん【遊行上人】ユギヤウシヤウニン 時宗(じしゆう)で、総本山遊行寺の歴代の住職。特に、開祖の一遍(いつぺん)をさす。

ゆぎょう‐は【遊行派】ユギヤウ‐🔗🔉

ゆぎょう‐は【遊行派】ユギヤウ‐ 時宗十二派の一。第二祖の真教を開祖、京都七条の金光寺を本山とし、十二派中最も勢力をもっていた。

ゆぎょう‐ひじり【遊行聖】ユギヤウ‐🔗🔉

ゆぎょう‐ひじり【遊行聖】ユギヤウ‐ 諸国を巡って説法教化につとめる僧。

ゆぎょうやなぎ【遊行柳】ユギヤウやなぎ🔗🔉

ゆぎょうやなぎ【遊行柳】ユギヤウやなぎ 謡曲。三番目物。観世信光作。新古今集に取材。奥州へ下る道中の遊行上人の前に柳の精が現れ、西行の古歌ゆかりの柳の木にまつわる故事を語る。

ゆき‐よけ【雪除け・雪避け】🔗🔉

ゆき‐よけ【雪除け・雪避け】 積もった雪を取り除くこと。除雪。道路・鉄道や家の周囲などの雪害を防ぐためのおおい。雪囲い。《季 冬》

大辞泉 ページ 15295