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ゆり‐かもめ【百×鴎】🔗🔉

ゆり‐かもめ【百×鴎】 カモメ科の鳥。全長約四〇センチ。くちばしと脚が赤く、冬羽は全体に白いが、夏羽では頭部が黒褐色になる。ユーラシアに分布。日本では冬鳥として各地の海岸・内湾・川などでふつうにみられる。和歌によまれ、古来著名な隅田川の「都鳥(みやこどり)」はこの種をさす。《季 冬》「海光の風にかたむく―/信子」

ゆり‐きみまさ【由利公正】🔗🔉

ゆり‐きみまさ【由利公正】一八二九〜一九〇九]江戸末期から明治の政治家。越前福井藩出身。旧姓は三岡。通称、八郎。横井小楠に学び、藩政・国事に活躍。維新後、明治新政府の参与となり、太政官札の発行など政府の財政面を担当。また、五箇条の御誓文の起草にも参画した。元老院議官・貴族院議員などを歴任。

ゆり‐ご【揺り子】🔗🔉

ゆり‐ご【揺り子】 粗悪な米。屑米(くずまい)。くだけ米。いりご。

ユリシーズ【Ulysses】🔗🔉

ユリシーズ【Ulysses】 ギリシア神話の英雄オデュッセウスのラテン語名ウリクセスUlixesがルネサンス期にウリッセースUlissesとなり、それを英語読みにしたもの。ジョイスの長編小説。一九二二年刊。ホメロスの「オデュッセイア」に枠組みを借りて、ダブリン市に住む中年の広告取りブルームの一日を意識の流れの手法を取り入れ実験的文体を駆使して描き、二〇世紀文学の記念碑的作品とされる。

ゆり‐す・う【揺り据う】🔗🔉

ゆり‐す・う【揺り据う】 [動ワ下二]揺り動かして落ち着かせる。「夕立の晴るれば月ぞ宿りける玉―・うる蓮の浮き葉に」〈山家集・上〉

ゆ‐りつ【輸率】🔗🔉

ゆ‐りつ【輸率】 電解液中を流れる全電流のうち、特定のイオンの移動による電流の割合。

ゆり‐ね【百合根】🔗🔉

ゆり‐ね【百合根】 ユリの鱗茎(りんけい)。ふつう食用になるオニユリ・ヤマユリのものをいい、含め煮・茶碗蒸しなどの材料にする。

ゆり‐の‐き【百合の木】🔗🔉

ゆり‐の‐き【百合の木】 モクレン科の落葉高木。高さ二〇メートル以上になる。葉は柄が長く、角張って半纏(はんてん)に似た形をしている。五、六月ごろ、黄色で基部に橙色の斑のあるチューリップに似た六弁花を開く。北アメリカの原産で、日本には明治初年に渡来、公園や街路に植えられる。チューリップの木。半纏木(はんてんぼく)

大辞泉 ページ 15346