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うわて‐まわし【上手回し】うはてまはし🔗🔉

うわて‐まわし【上手回し】うはてまはし 相撲で、上手で相手のまわしをつかむこと。また、そのまわし。帆船の操船法の一。逆風で帆走する際、帆と舵(かじ)の操作で船首を風上に回して風を受ける舷を変え、針路を変更すること。

うわ‐なげし【上押】うは‐🔗🔉

うわ‐なげし【上押】うは‐ 鴨居(かもい)の上に渡す長押。下長押(したなげし)

うわ‐なり【上鳴り・表鳴り】うは‐🔗🔉

うわ‐なり【上鳴り・表鳴り】うは‐(しよう)などを吹くとき、正しい音以外に、他の箇所の管中の薄片が共鳴して軽く発する不必要な音。

うわ‐なり【後妻】うは‐🔗🔉

うわ‐なり【後妻】うは‐ あとに迎えた妻。上代は前妻または本妻以外の妻をいい、のちには再婚の妻をいう。「この―こなみ、一日一夜よろづのことを言ひ語らひて」〈大和・一四一〉前妻(こなみ)ねたみ。嫉妬(しつと)。〈新撰字鏡〉

うわなり【嫐】うはなり🔗🔉

うわなり【嫐】うはなり 歌舞伎十八番の一。後妻(うわなり)打ちの風習を題材としたもので、原形は元禄一二年(一六九九)江戸中村座上演の「一心五界玉(いつしんごかいのたま)」にある。

うわなり‐うち【後妻打ち】うはなり‐🔗🔉

うわなり‐うち【後妻打ち】うはなり‐ 本妻が後妻(うわなり)を嫉妬して打ちたたくこと。「あらあさましや六条御息所(ろくでうのみやすどころ)ほどの御身にて、―の御振る舞ひ」〈謡・葵上〉室町時代、離縁になった先妻が後妻をねたんで、親しい女たちと隊を組み、後妻の家に行って乱暴を働く風習。相当打ち。騒動打ち。

うわなり‐ねたみ【後妻嫉妬】うはなり‐🔗🔉

うわなり‐ねたみ【後妻嫉妬】うはなり‐ 前妻(こなみ)が後妻(うわなり)をねたむこと。また、広く女どうしの嫉妬をもいう。「その神の嫡后(おほきさき)須勢理毘売命(すせりびめのみこと)、いたく―し給ひき」〈記・上〉

うわ‐に【上荷】うは‐🔗🔉

うわ‐に【上荷】うは‐ 他の積み荷の上にさらに重ねて積んだ荷物。上積みの荷物。車馬または船などの積み荷。「上荷船」の略。

うわ‐にごり【上濁り】うは‐🔗🔉

うわ‐にごり【上濁り】うは‐ 液体の上のほうが濁っていること。また、その部分。

大辞泉 ページ 1573