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えい【衛】ヱイ🔗🔉

えい【衛】ヱイ 中国、春秋時代の列国の一。周の武王の弟康叔(こうしゆく)を祖とする。現在の河北省南西部から河南省北部にわたる地域を領し、殷(いん)の旧都朝歌に都したが列国の圧迫でしばしば遷都。前二〇九年、秦(しん)に滅ぼされた。

えい【×嬰】🔗🔉

えい【×嬰】 音楽で、本来の音より半音高いことを示す語。「―ヘ短調」変。

えい【×纓】🔗🔉

えい【×纓】 冠の付属具で、背後の中央に垂らす部分。古くは、髻(もとどり)を入れて巾子(こじ)の根を引き締めたひもの余りを後ろに垂らした。のちには、幅広く長い形に作って巾子の背面の纓壼(えつぼ)に差し込んでつけた。時代により形状が異なり、垂纓(すいえい)・巻纓(けんえい)・立纓(りゆうえい)・細纓(さいえい)・縄纓(なわえい)などの区別がある。冠が落ちないようにあごの下で結ぶひも。

え・い【良い・善い・好い】🔗🔉

え・い【良い・善い・好い】 [形]え・し[ク]よい。よろしい。「本間(ほんま)に器量の―・いものは徳やな」〈漱石・行人〉

えい🔗🔉

えい [感]力を込めたり、勇気を奮い起こしたり、決断したりしたときに発する語。「―、と投げつけた」「―、やってしまえ」応答の語。はい。ええ。「―、といらへたりければ」〈宇治拾遺・一〉驚いたり、激したりしたときに発する語。「―、よい加減なことばかり」〈浄・薩摩歌〉呼びかけや命令や念を押すときに発する語。「やがて来い、―」〈虎明狂・末広がり〉歌などの囃子詞(はやしことば)。「―、―、烏がな烏がな」〈浄・冥途の飛脚〉

えい‐あずけ【永預け】‐あづけ🔗🔉

えい‐あずけ【永預け】‐あづけ 江戸時代の刑罰の一。終身、他家に預けて帰宅を許さないこと。

えいあん‐ほう【永安法】‐ハフ🔗🔉

えいあん‐ほう【永安法】‐ハフ 二宮尊徳の報徳仕法の一。経済を立て直したのち、生活の安定をはかる報徳仕法の趣旨を、社寺や村落の組織の援助によって永遠に継続させようとしたもの。

えいあん‐もん【永安門】🔗🔉

えいあん‐もん【永安門】 平安京内裏内郭十二門の一。内裏の南面、承明門の西に位置。

えい‐い【栄位】‐ヰ🔗🔉

えい‐い【栄位】‐ヰ 名誉な地位。「―につく」

えい‐い【営為】‐ヰ🔗🔉

えい‐い【営為】‐ヰ 人間が日々いとなむ仕事や生活。いとなみ。

大辞泉 ページ 1606