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わ‐そう【我僧・和僧】🔗🔉

わ‐そう【我僧・和僧】 [代]二人称の人代名詞。僧を親しみの気持ちを込めて、または軽んじる気持ちで呼ぶ語。「―は何人ぞ」〈宇治拾遺・一三〉

わそうびょうえ【和荘兵衛】ワサウビヤウヱ🔗🔉

わそうびょうえ【和荘兵衛】ワサウビヤウヱ 談義本。四巻。遊谷子作。安永三年(一七七四)刊。長崎の商人四海屋荘兵衛が漂流し、不老不死国をはじめ、女護(によご)が島や大人国・小人国などを遍歴して日本へ帰るまでを描く。同八年、沢井某作「和荘兵衛後編」四巻刊行。

わそう‐ぼん【和装本】ワサウ‐🔗🔉

わそう‐ぼん【和装本】ワサウ‐ 日本古来の装丁様式の本。洋装本。

わ‐ぞく【和俗】🔗🔉

わ‐ぞく【和俗】 日本に昔から行われている風習や、昔から伝えられている言いならわし。

わた【海】🔗🔉

わた【海】 《後世は「わだ」とも》うみ。「荘船(かざりぶね)一艘(ふな)、―の浦に迎ふ」〈岩崎本推古紀〉

わた【腸】🔗🔉

わた【腸】 内臓。はらわた。「魚の―を抜く」

わた【綿・×棉・草綿】🔗🔉

わた【綿・×棉・草綿】 アオイ科ワタ属の植物の総称。古くから重要な繊維作物として栽培され、アジア綿(めん)・エジプト綿・海島綿・陸地綿などがある。日本では江戸時代から盛んになった。栽培されるのはインドワタの変種で、一年草。高さ約一メートル。葉は手のひら状に三〜五つに裂ける。夏から秋に、黄や紅色の五弁花が咲く。果実は卵形で、褐色に熟すと裂開し、中の多数の種子に生じた白く長い毛が露出する。この実綿(みわた)を摘み取り、毛(綿花)と種子(綿実(めんじつ))とに分けて利用する。《季 花=夏 実=秋》「―の実を摘みゐてうたふこともなし/楸邨」木綿綿(もめんわた)・真綿・絹綿・化学繊維綿などの総称。古くは蚕の繭からとった真綿をさしたが、木綿が普及してからは主に木綿綿をさすようになった。綿織物などの紡績用や布団綿・中入れ綿・脱脂綿などに利用。《季 冬》「―を干す寂光院を垣間(かいま)見ぬ/虚子」 [下接語]厚綿・石綿・入れ綿・薄綿・打ち綿・青梅(おうめ)綿・置き綿・菊の被(きせ)綿・着せ綿・絹綿・木綿・繰り綿・小袖(こそで)綿・裾(すそ)綿・種綿・血綿・摘み綿・唐(とう)綿・中綿・抜き綿・引き綿・含み綿・布団綿・穂綿・丸綿・真綿・木綿(もめん)綿・結(ゆい)綿

大辞泉 ページ 16140