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わ・びる【×侘びる】🔗🔉

わ・びる【×侘びる】 [動バ上一]わ・ぶ[バ上二]さびしく思う。心細がる。「独り暮らしを―・びる」「人―・びて淋しき宵を」〈漱石・虞美人草〉「つれづれ―・ぶる人はいかなる心ならん」〈徒然・七五〉落ちぶれてみすぼらしいさまになる。「―・びた荒壁の塀の屋根の」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉「古へは奢(おご)れりしかど―・びぬれば舎人(とねり)が衣も今は着つべし」〈拾遺・物名〉さびしく落ち着いた趣がある。「―・びた鄙歌(ひなうた)」「北野の大茶会では、同じように―・びた構えが」〈野上・秀吉と利休〉(動詞の連用形に付いて)なかなかある動作・行為をしきれなくて困る。そうする気力が失せる。…しかねる。「待ち―・びる」「恋い―・びる」あれこれと思いわずらう。悲観して嘆く。思い悩む。「山高み人もすさめぬ桜花いたくな―・びそ我見はやさむ」〈古今・春上〉困ったようすをする。迷惑に思う。「にはかにと、―・ぶれど、人も聞き入れず」〈源・帚木〉閑寂な境地を楽しむ。「―・びてすめ月侘斎がなら茶歌/芭蕉」

わ・びる【×詫びる】🔗🔉

わ・びる【×詫びる】 [動バ上一]わ・ぶ[バ上二]《「侘びる」と同語源》自分の非を認めて、相手の許しを請う。あやまる。「非礼を―・びる」→謝(あやま)[用法]

わ‐ふ【和布】🔗🔉

わ‐ふ【和布】 柔らかく肌ざわりのよい布。にきたえ。

わ・ぶ【×侘ぶ】🔗🔉

わ・ぶ【×侘ぶ】 [動バ上二]「わ(侘)びる」の文語形。

わ・ぶ【×詫ぶ】🔗🔉

わ・ぶ【×詫ぶ】 [動バ上二]「わ(詫)びる」の文語形。

わ‐ふう【和風】🔗🔉

わ‐ふう【和風】 日本古来の風俗・様式。日本風。日本式。和式。「―建築」「―ハンバーグ」洋風。穏やかな風。ふつう、春の風をいう。風速毎秒五・五〜七・九メートルで、風力階級四の風。

わ‐ふく【和服】🔗🔉

わ‐ふく【和服】 日本に古くからある様式の衣服。着物。洋服。

わ‐ぶし【輪節】🔗🔉

わ‐ぶし【輪節】 生糸にみられる小さな輪形の節。

大辞泉 ページ 16167