複数辞典一括検索+

えたり‐がお【得たり顔】‐がほ🔗🔉

えたり‐がお【得たり顔】‐がほ 得意そうな顔つき。得意顔。したり顔。「隆方つかうまつりて侍らんなど、―に言ひけるを」〈今鏡・一〉

えたり‐かしこし【得たり賢し】🔗🔉

えたり‐かしこし【得たり賢し】 〔連語〕(多く「と」を伴って副詞的に用いる)物事が自分の思いどおりになったときの喜びの気持ちを表す語。しめた。うまくいった。「意地の悪い鳥は…、―と頭の上を啼いて通る」〈藤村・破戒〉

えたり‐や‐おう【得たりやおう】🔗🔉

えたり‐や‐おう【得たりやおう】 〔連語〕《「や」は間投助詞、「おう」は感動詞》うまく仕留めたとき、また、それ来たと応戦するときに発する語。えたりおう。「ひるむところを―とて十騎の兵轡(くつわ)をならべて懸けたりければ」〈古活字本保元・上〉

え‐だる【柄×樽】🔗🔉

え‐だる【柄×樽】 一対の高い柄を付け、それに提げ手を通した酒樽。小売り酒屋が得意先に配達するのに用いた。その一種で、祝儀用として漆塗りにしたものを角樽(つのだる)とよぶ。

えだ‐わかれ【枝分(か)れ】🔗🔉

えだ‐わかれ【枝分(か)れ】 [名]スル幹または枝から小枝が分かれ出ること。また、そのような形のもの。もとは一つの物から、いくつかの物が派生すること。「いくつかの流派に―する」

エタン【ドイツthan】🔗🔉

エタン【ドイツthan】 飽和炭化水素の一。無色無臭の気体。天然ガスや石油分解ガスに含まれる。燃料やエチレン製造に用いる。化学式CH3CH3

え‐だん【え段・エ段】🔗🔉

え‐だん【え段・エ段】 五十音図の第四段に並び、エ母音を含む音節の総称。「え・け・せ・て・ね・へ・め・え・れ・ゑ」のこと。え列。

えだん‐にりゅう【恵×檀二流】ヱダンニリウ🔗🔉

えだん‐にりゅう【恵×檀二流】ヱダンニリウ 日本天台宗における恵心(えしん)流と檀那(だんな)流の二流。良源門下の源信と覚運をそれぞれ祖とする。

エチェガライ【Jos Echegaray】🔗🔉

エチェガライ【Jos Echegaray】一八三二〜一九一六]スペインの劇作家。数学者・経済学者・政治家としても活躍。一九〇四年、ノーベル文学賞受賞。作「狂か聖か」「恐ろしきなかだち」など。

大辞泉 ページ 1693