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あかる・む【明るむ】🔗🔉

あかる・む【明るむ】 [動マ五(四)]明るくなる。あからむ。「部屋の中まで―・んで来たか、女の赤い頬が目立って来た」〈川端・雪国〉

あかれ【別れ・散れ】🔗🔉

あかれ【別れ・散れ】 集まっていた人々が、あちこちにわかれ散ること。散会。「弘徽殿(こきでん)の御―ならむ、と見給へつる」〈源・花宴〉所属するもの。分(ぶん)。「桜萌黄(さくらもえぎ)などは、女院の御―」〈増鏡・老のなみ〉

あかれ‐あかれ【別れ別れ】🔗🔉

あかれ‐あかれ【別れ別れ】 [副](多く「に」を伴って)あちこちに分散しているさま。別々に。散り散りに。「をとこ君達の御母、みな―におはしましき」〈大鏡・為光〉

あかん【阿寒】🔗🔉

あかん【阿寒】 北海道東部、釧路(くしろ)支庁の地名。タンチョウが生息。

あか‐ん【明かん】🔗🔉

あか‐ん【明かん】 〔連語〕《「埒(らち)が明かぬ」を略した「あかぬ」の音変化》多く、関西地方で、物事が思うようにならないとき、また行為などを禁止するときに言う語。だめだ。「こりゃ―わ」「タバコは―」

あかん‐こ【阿寒湖】🔗🔉

あかん‐こ【阿寒湖】 北海道東部、雄阿寒岳のカルデラ湖。ヒメマスの原産地の一。特別天然記念物マリモの生育地。面積一三平方キロメートル。最大深度四四・八メートル。湖面標高四二〇メートル。

あかん‐こくりつこうえん【阿寒国立公園】‐コクリツコウヱン🔗🔉

あかん‐こくりつこうえん【阿寒国立公園】‐コクリツコウヱン 北海道東部にある国立公園。阿寒・屈斜路(くつしやろ)・摩周(ましゆう)の三つのカルデラ湖や小湖沼群、雌阿寒岳・雄阿寒岳等の火山群がある。

アカンサス【acanthus】🔗🔉

アカンサス【acanthus】 キツネノマゴ科ハアザミ属の常緑多年草の総称。アザミに似て葉にとげがある。初夏、一・五メートルくらいの茎の先に唇形の花を穂状につける。地中海沿岸の原産。《季 夏》西洋古典主義の建築・美術で、装飾文様に用いたの葉形。アカントス。→コリント式

あ‐かんたい【亜寒帯】🔗🔉

あ‐かんたい【亜寒帯】 気候帯の一。温帯と寒帯の中間の地帯。冷帯。

あかんたい‐きこう【亜寒帯気候】🔗🔉

あかんたい‐きこう【亜寒帯気候】 亜寒帯に固有の寒冷な気候。最寒月の平均気温はセ氏零下三度以下、最暖月はセ氏一〇度以上をいい、気温の年較差が大きく、長く寒い冬と、比較的高温な短い夏をもつ。冷帯気候。

大辞泉 ページ 183