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あかん‐べい🔗🔉

あかん‐べい 《「あかめ(赤目)」の音変化》指で下まぶたを押し下げ、裏の赤い部分を見せる動作。また、そのときに言う言葉。軽蔑(けいべつ)や拒絶の気持ちを表す。あかんべえ。あかんべ。あかべ。

あかん‐ぼう【赤ん坊】‐バウ🔗🔉

あかん‐ぼう【赤ん坊】‐バウ 生まれて間のない子供。また、胎児や乳児期の子供をもいう。あかご。あかちゃん。世間知らずの子供っぽい人。

あき【空き・明き】🔗🔉

あき【空き・明き】 物が詰まっていないこと。すきま。空間。余地。余白。「本棚を置く―を作る」「行間の―を大きくとる」欠員があること。「定員に二名の―がある」ひま。「―の時間を利用して本を読む」使っていないこと。「傘の―があったら貸してください」「―部屋」

あき【秋】🔗🔉

あき【秋】 四季の第三。夏と冬の間で、九・一〇・一一月をいう。暦の上では立秋から立冬の前日まで(陰暦の七月から九月まで)をいい、天文学では、秋分から冬至まで。昼が短く、夜が長くなる。この季節は涼しくさわやかで五穀や果物が実り、「秋たけなわ」「食欲の秋」などといわれる。しかし、一方では台風や前線の影響で雨が降りやすく、「秋の空」など変わりやすいことのたとえにされる。やがて木々は紅葉し、草花は枯れて、冬へ向かう。《季 秋》「―深き隣は何をする人ぞ/芭蕉」盛りを過ぎること。終わりに近づいていること。「天下の―」「人生の―」和歌などで、男女の仲の冷める意味で「飽き」に掛けて用いる。「かりそめにおく露とこそ思ひしか―にあひぬる我が袂(たもと)かな」〈山家集・下〉◆特別重要な時期の意で用いられる「危急存亡の秋」などの場合は「秋」を「とき」と読む。

秋立・つ🔗🔉

秋立・つ 暦の上で、秋の季節になる。秋に入る。《季 秋》「―・つや素湯(さゆ)香ばしき施薬院/蕪村」

秋の鹿(しか)は笛(ふえ)に寄る🔗🔉

秋の鹿(しか)は笛(ふえ)に寄る 《発情期である秋の鹿は鹿笛にもすぐに近寄ってくるところから》弱点につけ込まれて利用されやすいことのたとえ。

秋の日は釣瓶(つるべ)落とし🔗🔉

秋の日は釣瓶(つるべ)落とし 秋の日が急に沈むことを、井戸に落とす釣瓶にたとえていう言葉。

あき【飽き・×厭き】🔗🔉

あき【飽き・×厭き】 あきること。嫌になること。「―のこない味」◆和歌などでは「秋」に掛けていうことが多い。

大辞泉 ページ 184