えんゆう‐てんのう【円融天皇】_{ヱンユウテンワウ} ［_{九五九〜九九一}］第六四代天皇。名は守平_{（もりひら）}。村上天皇の第五皇子。在位九六九〜八四。

えんゆう‐むげ【円融無_×碍】_{ヱンユウ‐} 仏語。すべての事物が完全にとけ合って、障りのないこと。

えん‐よう【炎陽】_‐ヤウ 照りつける夏の太陽。また、夏のこと。

えん‐よう【_×婉容】_ヱン‐ 女性のしとやかな姿。おとなしい態度。

えん‐よう【援用】_ヱン‐ ［名］_スル自分の主張の助けとするため、他の意見・文献などを引用したり、事例を示したりすること。「海外の論文を―する」法律で、ある事実を自己の利益のために主張すること。時効の援用、証拠の援用、抗弁の援用など。

えん‐よう【遠洋】_ヱンヤウ 陸地から遠く離れた大海。

えん‐よう【_×艶容】 女性のあでやかで、なまめかしい姿。

えん‐よう【_×艶陽】_‐ヤウ はなやかな晩春のころ。「―桃李の候」

えんよう‐ぎょぎょう【遠洋漁業】_{ヱンヤウギヨゲフ} 根拠地を離れた外洋、または遠隔海域で行われる漁業。赤道水域やインド洋・大西洋でのマグロ漁業、アフリカ沖のトロール漁業など。

えんよう‐くいき【遠洋区域】_{ヱンヤウクヰキ} 船舶安全法施行規則に定められている航行区域の一。平水区域・沿海区域・近海区域を除くすべての水域。

えんよう‐こうかい【遠洋航海】_{ヱンヤウカウカイ} 遠く陸地を離れた大海を航海すること。

えんよく‐ろ【塩浴炉】 鋼鉄の脱炭素と酸化を防ぎながら焼き入れなどの熱処理をする炉。ナトリウム塩類を溶解して、その中へ材料を浸して加熱する。

えん‐ら【閻羅】 「閻魔王」に同じ。

エンラージメント【enlargement】 写真の引き伸ばし。ＤＰＥのＥにあたる。

えん‐らい【遠来】_ヱン‐ 遠方から来ること。「―の客」

えん‐らい【遠雷】_ヱン‐ 遠くのほうで鳴る雷。《季　夏》「―や睡ればいまだいとけなく／汀女」