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おうばく‐きうん【黄檗希運】ワウバク‐🔗🔉

おうばく‐きうん【黄檗希運】ワウバク‐ 中国、唐代の禅僧。(びん)県(福建省)の人。黄檗山で出家。のち、百丈懐海(えかい)に師事。門下に臨済義玄がいる。断際禅師。大中年間(八四七〜八六〇)に没。

おうばく‐さん【黄檗山】ワウバク‐🔗🔉

おうばく‐さん【黄檗山】ワウバク‐ 中国福建省東部の福清県にある山。福建寺(のち万福寺と改称)が開かれて唐・宋・明代にわたり栄えた。中国、万福寺の山号。また、その住持の隠元が来日して宇治市に建立した万福寺の山号。

おうばく‐し【黄×蘗紙】ワウバク‐🔗🔉

おうばく‐し【黄×蘗紙】ワウバク‐きはだし(黄蘗紙)」に同じ。

おうばく‐しゅう【黄×檗宗】ワウバク‐🔗🔉

おうばく‐しゅう【黄×檗宗】ワウバク‐ 日本の三禅宗の一。承応三年(一六五四)来日した明僧(みんそう)隠元が開祖で、京都府宇治市の黄檗山万福寺を本山とし、明治九年(一八七六)臨済宗から独立して一宗となる。教禅一如を提唱、念仏禅に特色がある。

おうばく‐ばん【黄×檗版】ワウバク‐🔗🔉

おうばく‐ばん【黄×檗版】ワウバク‐ 江戸時代に黄檗宗の僧鉄眼(てつげん)が出版した大蔵経。六九五六巻。寛文九年(一六六九)から天和元年(一六八一)にかけて完成。隠元が持ってきた明の万暦版に訓点を加え、翻刻したもの。鉄眼版。

おうばく‐りょうり【黄×檗料理】ワウバクレウリ🔗🔉

おうばく‐りょうり【黄×檗料理】ワウバクレウリ 普茶(ふちや)料理のこと。黄檗山万福寺で作られたのに始まる。

おう‐はん【凹版】アフ‐🔗🔉

おう‐はん【凹版】アフ‐ 画線部分が版材面よりくぼんでいる印刷版。彫刻凹版・グラビア版などがある。紙幣・証券などの印刷に使用。

おう‐はん【往反】ワウ‐🔗🔉

おう‐はん【往反】ワウ‐ [名]スル《「おうばん」とも》「おうへん(往返)」に同じ。「もし、辺地にあれば、―わづらひ多く」〈方丈記〉

おう‐はん【黄×斑】ワウ‐🔗🔉

おう‐はん【黄×斑】ワウ‐ 網膜の後極にある卵円形のくぼみで、黄色色素が沈着している、視覚の最も鋭敏な部分。中心部は錐状体だけで、桿状体(かんじようたい)はない。黄点。

おう‐はん【黄飯】ワウ‐🔗🔉

おう‐はん【黄飯】ワウ‐ クチナシの実をせんじた汁で炊き、塩味をつけた黄色い飯。

大辞泉 ページ 1911