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おう‐ばん【黄×幡】ワウ‐🔗🔉

おう‐ばん【黄×幡】ワウ‐ 葬儀のときに用いる黄色の旗。暦注の八将神の一。軍陣の守護神。弓始めに、この神のいる方角に向かって射れば吉とし、また、その方角に門を建てたり土を掘ったりすることは凶とした。

おう‐ばん【×椀飯・×飯・×飯】ワウ‐🔗🔉

おう‐ばん【×椀飯・×飯・×飯】ワウ‐ 《「わう」は「わん」の音変化》椀に盛った飯。饗応(きようおう)すること。また、そのための食膳。公家では殿上(てんじよう)の集会などに、武家では家臣が主君をもてなすさいに行われ、鎌倉・室町時代には幕府の儀式ともなった。

おうばん‐ぶるまい【×椀飯振(る)舞(い)】ワウバンぶるまひ🔗🔉

おうばん‐ぶるまい【×椀飯振(る)舞(い)】ワウバンぶるまひ が原義。「大盤(おおばん)振る舞い」と当てて書くこともある》盛んなもてなし。また、金品などを気前よく人に施すこと。「祝いの客に―をする」椀飯の儀礼の影響を受けた江戸時代の正月の行事。一家の主人が親類縁者を招いて盛んな宴会を催したこと。また、その宴会。節(せち)振る舞い。

おう‐ひ【王妃】ワウ‐🔗🔉

おう‐ひ【王妃】ワウ‐ 国王のきさき。皇族で「王」の称号をもつ人の配偶者。

おう‐ひ【応否】🔗🔉

おう‐ひ【応否】 承諾することと承諾しないこと。「―の返答如何(いかん)」〈福沢・福翁自伝〉

おう‐ひ【桜皮】アウ‐🔗🔉

おう‐ひ【桜皮】アウ‐ 桜の樹皮の内皮。漢方で収斂(しゆうれん)・鎮咳(ちんがい)薬などに用いる。

おう‐ひ【奥秘】アウ‐🔗🔉

おう‐ひ【奥秘】アウ‐ 学問や技芸などで、めったに明かせない大事なことがら。奥義。

おう‐ひ【横披】ワウ‐🔗🔉

おう‐ひ【横披】ワウ‐ 書画の表具の一。左右に軸木をつけた横長の巻物。よこもの。

おう‐ひ【横被・横×ワウ‐🔗🔉

おう‐ひ【横被・横×ワウ‐ 僧が七条以上の袈裟(けさ)を掛けるとき、別に右肩に掛ける長方形の布。

おう‐ひつ【王弼】ワウ‐🔗🔉

おう‐ひつ【王弼】ワウ‐二二六〜二四九]中国、三国時代の魏(ぎ)の思想家。山陽(河南省)の人。字(あざな)は輔嗣(ほし)。幼くして高名をはせ、何晏(かあん)とともに玄学(老荘の学)の始祖といわれる。著「周易注」「老子道徳経注」など。

大辞泉 ページ 1912