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おぎわら‐もりえ【荻原守衛】をぎはらもりヱ🔗🔉

おぎわら‐もりえ【荻原守衛】をぎはらもりヱ一八七九〜一九一〇]彫刻家。長野の生まれ。号は碌山(ろくざん)。小山正太郎に油絵を学び、のち渡仏して彫刻に転向。作風はロダンの内的生命力の表現に負うところが多く、近代彫刻の幕を開いた。遺作は郷里長野県穂高町の碌山美術館に収蔵。

おく【奥】🔗🔉

おく【奥】 入り口・表から中のほうへ深く入った所。「洞窟の―」「引き出しの―を探す」家屋の、入り口から内へ深く入った所。家族が起居する部屋。また、奥座敷。「主人は―にいます」「客を―へ通す」江戸時代、将軍・大名などの城館で、妻妾(さいしよう)の住む所。「大(おお)―」表面に現れない深い所。内部。「言葉の―に隠された本音」心の底。内奥(ないおう)。「心の―を明かす」容易には知りえない深い意味。物事の神髄までの距離。「―が深い研究」芸や学問などの極致として会得されるもの。奥義。秘奥。「茶道の―を極める」行く末。将来。「伊香保ろの沿ひの榛原(はりはら)ねもころに―をなかねそまさかし良かば」〈万・三四一〇〉物事の終わりのほう。特に、書物・手紙・巻物などの末尾。「―より端へ読み、端より―へ読みけれども」〈平家・三〉から》身分の高い人が自分の妻をいう語。また、貴人の妻の敬称。奥方。夫人。「この―の姿を見るに」〈浮・一代女・一〉→奥さん →奥様《「道の奥」の意》奥州。みちのく。「風流の初(はじ)めや―の田植うた」〈奥の細道〉

奥を聞こうより口(くち)聞け🔗🔉

奥を聞こうより口(くち)聞け 深く心の底を問いただすまでもなく、ふとした言葉の端で本心が知られるということのたとえ。また、物事の真相は手近なところからわかるものだということ。

おく【億】🔗🔉

おく【億】 数の単位。一万の一万倍。一〇の八乗。古くは万の一〇倍とも。数がきわめて多いこと。「―万長者」

大辞泉 ページ 2077