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おさふね‐もの【長船物】をさふね‐🔗🔉

おさふね‐もの【長船物】をさふね‐ 備前国長船の刀工が作った刀剣。長船派は鎌倉中期の光忠を祖として多くの名工が輩出し、備前鍛冶(かじ)中最大の流派となった。→備前物

おさまり【収まり・納まり】をさまり🔗🔉

おさまり【収まり・納まり】をさまり (「治まり」とも書く)物事のきまりがつくこと。始末。決着。「もめごとの―をつける」金銭の納入の状態。「会費の―がいい」物の入りぐあい。また、落ち着きぐあい。安定。「雨戸の―が悪い」「この花瓶は―がよくない」

おさまり‐かえ・る【納まり返る】をさまりかへる🔗🔉

おさまり‐かえ・る【納まり返る】をさまりかへる [動ラ五(四)]その地位・境遇などに、すっかり満足したようすで腰を据える。「社長の奥様に―・っている」

おさま・る【収まる・納まる】をさまる🔗🔉

おさま・る【収まる・納まる】をさまる [動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに―・る」「予算の範囲に―・る」その場所に落ち着く。受け入れられた状態になる。「食べた物が胃に―・る」「元の鞘(さや)に―・る」当然と思われる所に身を置いて落ち着く。「猫がいすの上に―・っている」その地位・境遇などに、満足したようすで落ち着く。「社長のいすに―・る」落ち着いて、穏やかな状態になる。争いや動揺がしずまる。治まる。「インフレが―・る」「ごたごたが丸く―・る」金品が受け取るべき所に入る。納入される。「会費が―・っていない」「国庫に―・る」承服する。納得する。「とことん話してやっと―・る」現れていたものがなくなる。消える。薄らぐ。「汗が―・る」

おさま・る【治まる】をさまる🔗🔉

おさま・る【治まる】をさまる [動ラ五(四)]収まる」に同じ。「内乱が―・る」「騒ぎが―・る」「風が―・る」「このままでは気持ちが―・らない」政治の秩序が行き渡る。「国が―・る」痛みや、症状などがしずまる。「腹痛が―・る」「せきが―・る」

治まりて乱るるを忘れ🔗🔉

治まりて乱るるを忘れ 《「易経」繋辞下から》安定している世の中もいつかは乱れるのだから、政治を行う者は、そのことを忘れてはいけない。

大辞泉 ページ 2118