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おし‐よ・せる【押(し)寄せる】🔗🔉

おし‐よ・せる【押(し)寄せる】 [動サ下一]おしよ・す[サ下二]激しい勢いで迫る。「群衆が―・せる」「大波が―・せる」押して一方に寄せる。「机を窓際に―・せる」押してその方に近づける。「御簾(みす)のもと近く(琴ヲ)―・せ給へど」〈源・横笛〉

おしら‐こう【おしら講】🔗🔉

おしら‐こう【おしら講】 蚕の神を祭る行事。多く関東の養蚕地帯で、正月一九日に行われる。女性だけが参加する。蚕日待(かいこびま)ち。

おしら‐さま【おしら様】🔗🔉

おしら‐さま【おしら様】 東北地方に伝わる民間信仰の一。神体は約三〇センチの桑の一対の棒で、男女や馬の顔を彫ったり描いたりし、「おせんたく」とよぶ布を着せる。農神・蚕神として信仰される。おしらぼとけ。おしんめさま。

オシリス【Osiris】🔗🔉

オシリス【Osiris】 古代エジプトの冥府の神。大地の神ゲブと天の神ヌートの子。女神イシスと結婚する。弟セトに殺されるが、イシスの秘術で復活し、冥府の神となる。

お・じる【怖じる】おぢる🔗🔉

お・じる【怖じる】おぢる [動ザ上一]お・づ[ダ上二]こわがる。びくびくする。「物の影に―・じる」

お‐しろい【白粉】🔗🔉

お‐しろい【白粉】 《お白い、の意。元来は女性語》顔や首筋などにつけて肌を色白に美しく見せるための化粧品。粉おしろい・水おしろい・練りおしろいなどがある。

おしろい‐くさ・い【白粉臭い】🔗🔉

おしろい‐くさ・い【白粉臭い】 [形]おしろいくさ・し[ク]おしろいのにおいがする。水商売のような感じがする。「―・いところが残る」

おしろい‐した【白粉下】🔗🔉

おしろい‐した【白粉下】 おしろいを塗る前に、つきやのびをよくするために地肌に塗る化粧水・クリームなど。化粧下。

おしろい‐ちゅうどく【白粉中毒】🔗🔉

おしろい‐ちゅうどく【白粉中毒】 昔、おしろいに含まれていた鉛による中毒。皮膚や内臓の障害のほか、胎児や乳児にも重大な障害を起こした。

おしろい‐ばな【白粉花】🔗🔉

おしろい‐ばな【白粉花】 オシロイバナ科の多年草。園芸上は一年草としても扱われる。高さ約一メートル。葉は広卵形で、対生する。花は夏から秋にかけて咲き続け、色は紅・白色や絞りなどがあり、らっぱ状で、夕方に開く。江戸時代、種子の白い粉をおしろいの代用にした。南アメリカの原産。夕化粧。《季 秋》

大辞泉 ページ 2148