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お‐だて【小×楯】を‐🔗🔉

お‐だて【小×楯】を‐ [名]小さな楯(たて)。また、楯。「木幡(こはた)の道に遇はしし嬢子(をとめ)後手(=ウシロ姿)は―ろかも」〈記・中・歌謡〉〔枕〕《楯を立て並べたように山が連なるところからという》地名「やまと」にかかる。「―大和を過ぎ」〈記・下・歌謡〉

おだ・てる【×煽てる】🔗🔉

おだ・てる【×煽てる】 [動タ下一]おだ・つ[タ下二]うれしがることを言って、相手を得意にさせる。何かをさせようと、ことさらに褒める。もちあげる。「―・ててやる気にさせる」人が落ち着いていられないほどに騒ぎたてる。「やれ出せそれ漕げと、滅多無性に―・てられ」〈浄・近江源氏〉

お‐たな【店】🔗🔉

お‐たな【店】 商家の奉公人や出入りの商人・職人などが、その商家をよぶ語。相手の所有または管理する借家をいう語。

おたな‐もの【店者】🔗🔉

おたな‐もの【店者】 商家の奉公人。「どこかの―らしい、鳥打帽をかぶった男が」〈芥川・あの頃の自分の事〉

おだに‐せいいちろう【男谷精一郎】をだにセイイチラウ🔗🔉

おだに‐せいいちろう【男谷精一郎】をだにセイイチラウ一七九八〜一八六四]江戸後期の幕臣・剣客。直心影(じきしんかげ)流の達人で、江戸に道場をもつ。のち、講武所頭取兼剣術師範役をつとめ、後世剣聖と呼ばれた。

おだに‐の‐かた【小谷の方】をだに‐🔗🔉

おだに‐の‐かた【小谷の方】をだに‐一五四七〜一五八三]織田信長の妹。名は市(いち)。小谷城主浅井長政に嫁ぎ、長政の没後、柴田勝家に再嫁。羽柴秀吉に攻められ、勝家とともに自刃。秀吉の側室、淀君の母。お市の方。

おたね‐にんじん【御種人参】🔗🔉

おたね‐にんじん【御種人参】 チョウセンニンジンの別名。享保年間(一七一六〜一七三六)に、徳川吉宗が朝鮮から取り寄せ、日光の薬草園で試植させた。

お‐たの【御楽】🔗🔉

お‐たの【御楽】 《江戸の女性語》「おたのしみ」の略。「へん、―だの。ほんにあきれもしねえ」〈滑・浮世風呂・三〉

おだの‐なおたけ【小田野直武】をだのなほたけ🔗🔉

おだの‐なおたけ【小田野直武】をだのなほたけ一七四九〜一七八〇]江戸中期の洋風画家。秋田藩士。平賀源内に西洋画法を学び、のち江戸で活躍。「解体新書」の挿絵を描いた。

おだ‐のぶかつ【織田信雄】🔗🔉

おだ‐のぶかつ【織田信雄】一五五八〜一六三〇]安土桃山・江戸初期の武将。信長の次男。名は「のぶお」とも。豊臣秀吉と小牧・長久手で戦ったが、その後に和睦(わぼく)。大坂の陣では徳川家康に味方し、大和国宇陀郡松山に五万石を与えられた。

大辞泉 ページ 2169