複数辞典一括検索+

お‐ちご【御稚児・児】🔗🔉

お‐ちご【御稚児・児】 稚児(ちご)」に同じ。稚児髷(ちごまげ)」に同じ。

おち‐こち【近】をち‐🔗🔉

おち‐こち【近】をち‐ 遠い所と近い所。あちらこちら。「鶏の声も―に聞こえる」〈藤村・千曲川のスケッチ〉将来と現在。昔と今。「またまつく―兼ねて言(こと)は言へど逢ひて後こそ悔いはありといへ」〈万・六七四〉

おちこち‐びと【近人】をちこち‐🔗🔉

おちこち‐びと【近人】をちこち‐ あちこちの人。「信濃(しなの)なる浅間の嶽(たけ)に立つけぶり―の見やはとがめぬ」〈伊勢・八〉

おちご‐なり【御稚児成り】🔗🔉

おちご‐なり【御稚児成り】 祭礼などのとき、稚児が行列をつくって練り歩くこと。稚児行道(ちごぎようどう)

おち‐こぼれ【落ち零れ】🔗🔉

おち‐こぼれ【落ち零れ】 容器からこぼれて落ちたもの。穀物などにいう。全部処理しきれないで残ったもの。余り物。ある組織や体制についていけない人を俗にいう。「―を作らない授業」

おち‐こ・む【落(ち)込む】🔗🔉

おち‐こ・む【落(ち)込む】 [動マ五(四)]落ちて、中のほうへ入る。おちいる。「穴に―・む」周囲より、その部分だけがへこむ。くぼむ。「やせて目が―・む」成績・業績などが悪い状態になる。目立って下がる。「景気が―・む」気持ちがめいる。ふさぎこむ。「失恋して―・む」

おちご‐わげ【御稚児×髷】🔗🔉

おちご‐わげ【御稚児×髷】 稚児髷(ちごまげ)

おち‐しお【落(ち)潮】‐しほ🔗🔉

おち‐しお【落(ち)潮】‐しほ 引き潮。

おち‐たぎ・つ【落ち×滾つ】🔗🔉

おち‐たぎ・つ【落ち×滾つ】 [動タ四]水が高い所から流れ落ちて、激しく泡立つ。おちたぎる。「―・ち流るる水の岩に触れ淀める淀に月の影見ゆ」〈万・一七一四〉

おち‐たぎ・る【落ち×滾る】🔗🔉

おち‐たぎ・る【落ち×滾る】 [動ラ四]「おちたぎつ」に同じ。「水ひたりまきの淵々―・り氷魚(ひを)けさいかに寄りまさるらん」〈新拾遺・雑下〉

おち‐つき【落(ち)着き・落(ち)付き】🔗🔉

おち‐つき【落(ち)着き・落(ち)付き】 気持ちや態度が物事に動じないで、安定した状態にあること。また、そのような状態・態度。平静さ。「―がない子供」「―を取り戻す」動いていた物事が安定した状態になること。「相場の―を待つ」「世の中が―を失う」器物の座りぐあい。また、物事の調和のぐあい。「―の悪い置物」「下(しも)の句の―が悪い」旅館などに着いたとき、最初に飲食するもの。「―は御雑煮、餅(もち)は大方一人前」〈浄・傾城酒呑童子〉

大辞泉 ページ 2178