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思いを寄・せる🔗🔉

思いを寄・せる 自分の気持ちを向ける。「遠い故郷に―・せる」特に、ある異性を恋い慕う。「ひそかに―・せる」

おも・い【重い】🔗🔉

おも・い【重い】 [形]おも・し[ク]目方が多い。力を入れないとそのものを支えたり動かしたりできない。「―・い本」「からだが二キロ―・くなった」「坂道で自転車のペダルが―・い」軽い。動きが鈍い。動作がてきぱきとしない。軽快なところがない。「腰が―・い」「口が―・い」「まぶたが―・い(=眠イ)」軽い。心が晴れ晴れとしない。気分がさっぱりしない。「気分が―・い」「頭が―・い」軽い。物事の程度がはなはだしい。容易でない。「―・い病気」「罪が―・い」軽い。意味が大きい。重要である。重大である。「―・い任務」「事を―・く見る」軽い。競馬で、競走馬の体重が理想体重より多い。また、馬場の状態が降雨などで悪い。囲碁で、石の手割り上の価値が大きく、捨てにくい。将棋で、駒の働きが重複している。態度・性質に軽率なところがない。重厚である。「物深く―・き方はおくれて、ひたぶるに若びたるものから」〈源・夕顔〉 [派生]おもげ[形動]おもさ[名]おもみ[名] [下接句]頭が重い・気が重い・口が重い・腰が重い・尻(しり)が重い・荷が重い

おもい‐あ・う【思い合う】おもひあふ🔗🔉

おもい‐あ・う【思い合う】おもひあふ [動ワ五(ハ四)]互いに恋しく思う。愛し合う。「―・った仲」偶然、双方の考えが一致する。「『…身共の御館もここぢゃ』『これは―・うた事ぢゃ』」〈狂言記・鴈雁金〉

おもい‐あえず【思ひ敢へず】おもひあへず🔗🔉

おもい‐あえず【思ひ敢へず】おもひあへず 〔連語〕思い切れない。「たまの緒の短き心―ず」〈古今・雑体〉考えつかない。思い及ばない。「思ひなるやうもありしかど、ただ今、かく―ず」〈源・総角〉

おもい‐あか・す【思い明かす】おもひ‐🔗🔉

おもい‐あか・す【思い明かす】おもひ‐ [動サ四]物思いにふけりながら夜を明かす。「夜ひと夜―・して」〈夜の寝覚・一〉思い続ける。「道々―・して行くに」〈ひとりね・上〉

おもい‐あがり【思い上(が)り】おもひ‐🔗🔉

おもい‐あがり【思い上(が)り】おもひ‐ 思い上がること。うぬぼれ。「―もはなはだしい」

おもい‐あが・る【思い上(が)る】おもひ‐🔗🔉

おもい‐あが・る【思い上(が)る】おもひ‐ [動ラ五(四)]うぬぼれる。いい気になる。「―・った態度」気位を高くもつ。自負する。「はじめより我はと―・り給へる御方々」〈源・桐壺〉

大辞泉 ページ 2300