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おもい・みる【思い見る・×惟る】おもひみる🔗🔉

おもい・みる【思い見る・×惟る】おもひみる [動マ上一][マ上一]よく考える。思いめぐらす。おもんみる。「将来の自分の姿を―・みる」

おもい‐むすぼお・る【思ひ結ぼほる】おもひむすぼほる🔗🔉

おもい‐むすぼお・る【思ひ結ぼほる】おもひむすぼほる [動ラ下二]「思い結ぼる」に同じ。「さやうの事を言ひは出でで、―・れたるなめり」〈狭衣・一〉

おもい‐むすぼ・る【思ひ結ぼる】おもひ‐🔗🔉

おもい‐むすぼ・る【思ひ結ぼる】おもひ‐ [動ラ下二]心がふさいで、気が晴れない。気がふさぐ。思い結ぼおる。「ねもころに―・れ嘆きつつ」〈万・四一一六〉

おもい‐むつ・ぶ【思ひ×睦ぶ】おもひ‐🔗🔉

おもい‐むつ・ぶ【思ひ×睦ぶ】おもひ‐ [動バ上二]むつまじく思う。「見そめたる人には、うとからず―・び給はむこそ本意ある心地すべけれ」〈源・末摘花〉

おもい‐めぐら・す【思い巡らす】おもひ‐🔗🔉

おもい‐めぐら・す【思い巡らす】おもひ‐ [動サ五(四)]いろいろと考えてみる。あれやこれやと思案する。思い回す。「卒業後のことを―・す」

おもい‐もう・ける【思い設ける】おもひまうける🔗🔉

おもい‐もう・ける【思い設ける】おもひまうける [動カ下一]おもひまう・く[カ下二]前もって心の準備をする。そのつもりでいる。予期する。「―・けぬ視線にまごついて」〈康成・招魂祭一景〉

おもい‐もの【思い者】おもひ‐🔗🔉

おもい‐もの【思い者】おもひ‐ 愛人。情人。また、愛妾(あいしよう)。多く男性の側からみていう。

おもい‐やす・む【思ひ休む・思ひ息む】おもひ‐🔗🔉

おもい‐やす・む【思ひ休む・思ひ息む】おもひ‐ [動マ四]心にかけなくなる。「おしてる難波(なには)の国は葦垣(あしかき)の古(ふ)りにし里と人皆の―・みて」〈万・九二八〉

おもい‐やすら・う【思ひ休らふ】おもひやすらふ🔗🔉

おもい‐やすら・う【思ひ休らふ】おもひやすらふ [動ハ四]ためらう。決心がつきかねる。「いかにせましと―・ひて」〈かげろふ・下〉

おもい‐や・む【思ひ止む】おもひ‐🔗🔉

おもい‐や・む【思ひ止む】おもひ‐ [動マ四]思いとどまる。あきらめる。「身の上になりては、え―・むまじきわざなりけり」〈狭衣・四〉

おもい‐やり【思い遣り】おもひ‐🔗🔉

おもい‐やり【思い遣り】おもひ‐ 他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。同情。「―のある処置」「病人に対する―がない」想像。推察。「奥山の―だに悲しきにまたあま雲のかかるなになり」〈かげろふ・上〉思慮。分別。「ことに責むれば、若き人の―少なきにや」〈堤・花桜折る少将〉

大辞泉 ページ 2316