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あさ‐ざくら【朝桜】🔗🔉

あさ‐ざくら【朝桜】 朝、露を受けて咲いている桜。《季 春》「―みどり児に言ふさやうなら/草田男」

あさ‐ざけ【朝酒】🔗🔉

あさ‐ざけ【朝酒】 朝から酒を飲むこと。また、その酒。「―は門田(かどた)を売っても飲め」

あさ‐さなだ【麻真田】🔗🔉

あさ‐さなだ【麻真田】 マニラ麻の繊維を真田に編んだ織物。婦人帽の材料。

あさ‐さむ【朝寒】🔗🔉

あさ‐さむ【朝寒】 晩秋の朝方寒さを感じること。《季 秋》「―やひとり墓前にうづくまる/子規」

あさ‐さらず【朝去らず】🔗🔉

あさ‐さらず【朝去らず】 〔連語〕朝ごとに。毎朝。「―霧立ち渡り」〈万・四〇〇三〉夕去らず。

あさざわ‐おの【浅沢小野】あさざはをの🔗🔉

あさざわ‐おの【浅沢小野】あさざはをの 大阪市住吉区にあった低湿地。カキツバタの名所。浅沢沼。《歌枕》「住吉(すみのえ)の―のかきつはた衣に摺り付け着む日知らずも」〈万・一三六一〉

あさ‐じ【浅×茅】‐ぢ🔗🔉

あさ‐じ【浅×茅】‐ぢ まばらに生えた、または丈の低いチガヤ。文学作品では、荒涼とした風景を表すことが多い。《季 秋》

あさ‐じ【朝事・朝勤】🔗🔉

あさ‐じ【朝事・朝勤】 浄土真宗で、毎朝行う勤行(ごんぎよう)「朝事参り」の略。

あさじ‐う【浅×生】あさぢふ🔗🔉

あさじ‐う【浅×生】あさぢふ 浅茅の生えている所。あさじはら。あさじ。「いとどしく虫の音(ね)しげき―に露おきそふる雲の上人」〈源・桐壺〉

あさじう‐の【浅×生の】あさぢふ‐🔗🔉

あさじう‐の【浅×生の】あさぢふ‐ 〔枕〕浅茅の生えている野の意から「小野(をの)」にかかる。「―小野の篠原(しのはら)忍ぶれど余りてなどか人の恋しき」〈後撰・恋一〉

あさじう‐の‐やど【浅×生の宿】あさぢふ‐🔗🔉

あさじう‐の‐やど【浅×生の宿】あさぢふ‐ 浅茅が一面に生えて、荒れ果てた住まい。あさじがやど。「雲のうへも涙にくるる秋の月いかですむらむ―」〈源・桐壺〉

あさ‐しお【朝潮】‐しほ🔗🔉

あさ‐しお【朝潮】‐しほ 朝、満ちてくる潮。朝の満ち潮。夕潮。

あさじ‐が‐はら【浅×茅が原】あさぢ‐🔗🔉

あさじ‐が‐はら【浅×茅が原】あさぢ‐ 浅茅の生えた野原。荒れ果てた野原。あさじはら。「かかる―を移ろひ給はでは侍りなんや」〈源・蓬生〉◆地名別項

大辞泉 ページ 255