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あさじ‐が‐やど【浅×茅が宿】あさぢ‐🔗🔉

あさじ‐が‐やど【浅×茅が宿】あさぢ‐あさじうのやど」に同じ。「―に昔をしのぶこそ、色好むとは言はめ」〈徒然・一三七〉

あさじ‐はら【浅×茅原】あさぢ‐🔗🔉

あさじ‐はら【浅×茅原】あさぢ‐ [名]「あさじがはら」に同じ。「―かり標(しめ)さして」〈万・二七五五〉〔枕〕「小野(をの)」「茅生(ちふ)」にかかる。「―小野に標結ひ」〈万・二四六六〉「―茅生に足蹈(ふ)み」〈万・三〇五七〉「茅」は古く「つ」とも言ったところから「つばらつばら」にかかる。「―つばらつばらにもの思へば」〈万・三三三〉

あさじ‐まいり【朝事参り】‐まゐり🔗🔉

あさじ‐まいり【朝事参り】‐まゐり 浄土真宗で、信徒が朝早く行われる勤行に参ること。

あさ‐じめり【朝湿り】🔗🔉

あさ‐じめり【朝湿り】 朝、露などのために、物がしっとりとぬれていること。「―のした街道の土を踏んで」〈藤村・破戒〉

あさ‐しも【朝霜】🔗🔉

あさ‐しも【朝霜】 《後世「あさじも」とも》朝、降りている霜。朝の霜。《季 冬》「―や茶湯の後のくすり鍋/丈草」

あさしも‐の【朝霜の】🔗🔉

あさしも‐の【朝霜の】 〔枕〕日光に消えやすいところから「消(け)」「消え」にかかる。「―消(け)なば消ぬべく思ひつつ」〈万・二四五八〉

あさ‐すおう【浅×芳】‐スハウ🔗🔉

あさ‐すおう【浅×芳】‐スハウ 薄い蘇芳色。

あさ‐すず【朝涼】🔗🔉

あさ‐すず【朝涼】 夏、朝のうちの涼しいこと。また、その時分。《季 夏》「―や肌すべらして脱ぐ寝間着/草城」

あさ‐すずみ【朝涼み】🔗🔉

あさ‐すずみ【朝涼み】 夏の朝の涼しいころ。あさすず。「まだ―のほどにわたり給はむとて」〈源・若菜下〉

あさ‐せ【浅瀬】🔗🔉

あさ‐せ【浅瀬】 川や海などの浅い所。

浅瀬に仇波(あだなみ)🔗🔉

浅瀬に仇波(あだなみ) 《古今集・恋四の「底ひなき淵やは騒ぐ山川の浅き瀬にこそあだ波は立て」から》思慮の浅い者ほど大騒ぎをすることのたとえ。

あさだ🔗🔉

あさだ カバノキ科の落葉高木。春、黄褐色の雄花と雌花とが尾状につく。材は堅く光沢があって耐久性に富み、床板・家具・器具に使用。

あさ‐だ【浅田】🔗🔉

あさ‐だ【浅田】 泥の深くない田。深田(ふかだ)

大辞泉 ページ 256