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かけ‐まく【懸けまく】🔗🔉

かけ‐まく【懸けまく】 〔連語〕《動詞「か(懸)く」の未然形+推量の助動詞「む」のク語法》心にかけて思うこと。口に出して言うこと。「―もゆゆしきかも言はまくもあやにかしこき」〈万・一九九〉

かげ‐まち【影待ち】🔗🔉

かげ‐まち【影待ち】日待ち」に同じ。「五月十四日の夜は定まって―あそばしける」〈浮・五人女・三〉

かげま‐ぢゃや【陰間茶屋】🔗🔉

かげま‐ぢゃや【陰間茶屋】 江戸時代、陰間を世話し、主として男色を売った茶屋。子供茶屋。

かげ‐まつり【陰祭(り)】🔗🔉

かげ‐まつり【陰祭(り)】 隔年に行う本祭りにあたらない年の簡素な祭り。《季 夏》江戸歌舞伎で、曾我(そが)狂言を演じた千秋楽の日に、終演後楽屋で行う祭式。

かけ‐まもり【掛(け)守り・懸(け)守り】🔗🔉

かけ‐まもり【掛(け)守り・懸(け)守り】(にしき)のきれで筒形に作った袋に神仏像や守り札を入れ、ひもで胸にかけるようにしたお守り。平安中期ごろからみられ、上流の女性が用いた。

かけ‐まわ・る【駆(け)回る・×駈け回る】‐まはる🔗🔉

かけ‐まわ・る【駆(け)回る・×駈け回る】‐まはる [動ラ五(四)]駆けて回る。走り回る。「野原を―・る」ある目的を達成するために方々へ行って力を尽くす。奔走する。「資金調達に―・る」

かげ‐み【影身】🔗🔉

かげ‐み【影身】 影法師が身に添うように、いつも寄り添って離れないこと。「―離れず世話する」

影身に添・う🔗🔉

影身に添・う 影のようにいつも離れず付き添う。影と添う。「―・って世話をする」

かげ‐みせ【陰見世・陰店】🔗🔉

かげ‐みせ【陰見世・陰店】 遊女が、往来に面した所でなく、家の奥の方に並んで客を待つ店。江戸時代、宿駅の遊女屋に多かった。→張り見世

がけ‐みち【×崖道】🔗🔉

がけ‐みち【×崖道】 がけのふちを通る道。崖路(がけじ)

かけ‐むかい【掛(け)向(か)い】‐むかひ🔗🔉

かけ‐むかい【掛(け)向(か)い】‐むかひ 他人を交えないで、二人が向かい合うこと。差し向かい。「柳之助と―は今日が初発(はじめて)なので」〈紅葉・多情多恨〉二人きりになること。多く夫婦二人だけの生活についていう。「お前さんこそ夫婦―だから今の中はドンドン調達(こしら)えて貰えるサ」〈魯庵・社会百面相〉

かけ‐むく【掛(け)無×垢】🔗🔉

かけ‐むく【掛(け)無×垢】 葬式のとき、棺の上にかける純白の衣。

大辞泉 ページ 2771