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風薫(かお)・る🔗⭐🔉
風薫(かお)・る
初夏、風が若葉の上を渡ってさわやかに吹く。「―・る五月」《季 夏》「―・る羽織は襟(えり)もつくろはず/芭蕉」
風が吹けば桶屋(おけや)が儲(もう)かる🔗⭐🔉
風が吹けば桶屋(おけや)が儲(もう)かる
意外なところに影響が出ること、また、あてにならない期待をすることのたとえ。風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える。盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶということ。大風が吹けば桶屋が喜ぶ。
風冴(さ)・ゆ🔗⭐🔉
風冴(さ)・ゆ
風が、冷たく身に染み通るように吹く。「さざ浪や志賀の唐崎―・えて比良(ひら)の高嶺にあられ降るなり」〈新古今・冬〉《季 冬》
風に櫛(くしけず)り雨に沐(かみあら)う🔗⭐🔉
風に櫛(くしけず)り雨に沐(かみあら)う
《「魏志」鮑
伝から》「櫛風沐雨(しつぷうもくう)」に同じ。
伝から》「櫛風沐雨(しつぷうもくう)」に同じ。
風に順(したが)いて呼ぶ🔗⭐🔉
風に順(したが)いて呼ぶ
《「荀子」勧学から》風上から風下に向かって呼べば声がよく届くように、勢いに乗じて事を行えば成功しやすいというたとえ。
風に付・く🔗⭐🔉
風に付・く
(「付く」が四段活用の場合)風に乗る。「琴(きん)の声―・きてはるかに聞こゆるに」〈源・須磨〉
(「付く」が下二段活用の場合)風に託する。「―・けて知らぬ国に吹き寄せられて」〈竹取〉
(「付く」が四段活用の場合)風に乗る。「琴(きん)の声―・きてはるかに聞こゆるに」〈源・須磨〉
(「付く」が下二段活用の場合)風に託する。「―・けて知らぬ国に吹き寄せられて」〈竹取〉
大辞泉 ページ 2889。