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かた‐じ【片字】🔗⭐🔉
かた‐じ【片字】
名前の中の一字。片名。「先輩高名の女郎の―をとり、新造の女郎にあやからしめん」〈色道大鏡・一一〉
書道で、字画の一部を省略して略字としたもの。
名前の中の一字。片名。「先輩高名の女郎の―をとり、新造の女郎にあやからしめん」〈色道大鏡・一一〉
書道で、字画の一部を省略して略字としたもの。
かた‐じ【堅地】‐ヂ🔗⭐🔉
かた‐じ【堅地】‐ヂ
漆塗りなどの下地を、堅くしっかり塗り上げること。また、そのもの。
織物の布目が堅く締まっているもの。
きまじめなこと。物堅い気質。「―の父の親の手を」〈浄・卯月の紅葉〉
漆塗りなどの下地を、堅くしっかり塗り上げること。また、そのもの。
織物の布目が堅く締まっているもの。
きまじめなこと。物堅い気質。「―の父の親の手を」〈浄・卯月の紅葉〉
かた‐しお【堅塩・固塩】‐しほ🔗⭐🔉
かた‐しお【堅塩・固塩】‐しほ
精製してない固形の塩。きたし。「寒くしあれば―を取りつづしろひ」〈万・八九二〉
かたし‐がい【片し貝】‐がひ🔗⭐🔉
かたし‐がい【片し貝】‐がひ
二枚貝の貝殻が離れて一枚になったもの。かたつがい。
かた‐しき【片敷き】🔗⭐🔉
かた‐しき【片敷き】
袖の片一方だけを敷いて、独り寂しく寝ること。「かへさむといふにつけても―の夜の衣を思ひこそやれ」〈源・玉鬘〉
かた‐しき【型式】🔗⭐🔉
かた‐しき【型式】
航空機・自動車・機械などで、特定の構造や外形などによって分類される型。モデル。「―承認」
かたしき‐ごろも【片敷き衣】🔗⭐🔉
かたしき‐ごろも【片敷き衣】
独り寝の衣。「岩の上の―ただ一重かさねやせまし峰の白雲」〈続古今・羇旅〉
かたしき‐しょうめい【型式証明】🔗⭐🔉
かたしき‐しょうめい【型式証明】
航空機の型式の設計に関して、構造・強度・性能が所定の基準に適合することを、運輸大臣が証明するもの。
かた‐し・く【片敷く】🔗⭐🔉
かた‐し・く【片敷く】
[動カ四]《昔、男女が共寝をするときには、互いの衣服を敷き交わして寝たことに対していう》自分の衣服だけを敷いて、独り寂しく寝る。「狭筵(さむしろ)に衣―・き今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫」〈古今・恋四〉
かた‐しぐれ【片時‐雨】🔗⭐🔉
かた‐しぐれ【片時‐雨】
空の一方では時雨が降りながら、一方では晴れていること。《季 冬》
かたじけ‐あ・り【×忝あり】🔗⭐🔉
かたじけ‐あ・り【×忝あり】
[動ラ変]かたじけない。「かたじけなし」をふざけて言った語。元禄(一六八八〜一七〇四)のころの遊里ではやった。「埴生(はにふ)の小屋へのお立ち寄り、―・りといふものぢゃ」〈浮・置土産・一〉
かたじけな・い【×忝い・△辱い】🔗⭐🔉
かたじけな・い【×忝い・△辱い】
[形]
かたじけな・し[ク]
もったいない。恐れ多い。「―・いお言葉」
身に受けた恩恵などに対して、感謝の念でいっぱいであるさま。身にすぎて、ありがたい。「ご好意のほどまことに―・く存じます」
恥ずかしい。面目ない。「百姓(おほみたから)の念(おも)へらくも恥づかし―・し」〈続紀宣命・五四詔〉
[派生]かたじけながる[動ラ五]かたじけなさ[名]
かたじけな・し[ク]
もったいない。恐れ多い。「―・いお言葉」
身に受けた恩恵などに対して、感謝の念でいっぱいであるさま。身にすぎて、ありがたい。「ご好意のほどまことに―・く存じます」
恥ずかしい。面目ない。「百姓(おほみたから)の念(おも)へらくも恥づかし―・し」〈続紀宣命・五四詔〉
[派生]かたじけながる[動ラ五]かたじけなさ[名]
大辞泉 ページ 2932。