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か‐たつ【下達】🔗🔉

か‐たつ【下達】 [名]スル上の人の考えや命令などを下の者に伝えること。「上意―」上達。

かた‐つ‐かた【片つ方】🔗🔉

かた‐つ‐かた【片つ方】 二つあるものの一方。片一方。「御手―をばひろげたるやうに」〈更級〉もう一つの方。他方。「甲斐ある御事を見奉り喜ぶものから、―には、覚束(おぼつか)なく悲しきことのうち添ひて絶えぬを」〈源・若菜上〉片隅。「この御畳紙(たたうがみ)の―に」〈源・空蝉〉

かた‐つき【形付き・型付き】🔗🔉

かた‐つき【形付き・型付き】 物の形・模様が染めつけてあること。また、そのもの。

かた‐つき【肩付き】🔗🔉

かた‐つき【肩付き】 肩のようす。肩の格好。

かた‐つき【肩衝】🔗🔉

かた‐つき【肩衝】 肩の部分が角ばっている茶入れ。肩衝茶入れ。肩の部分が角ばっている茶釜。肩衝茶釜。

かた‐つきみ【片月見】🔗🔉

かた‐つきみ【片月見】 八月十五夜の月見だけして、九月十三夜の「後(のち)の月見」をしないこと。災いが来るといって忌まれた。《季 秋》

かた‐づ・く【片付く】🔗🔉

かた‐づ・く【片付く】 [動カ五(四)]物が、置いておくのに適当な場所にきちんと納まる。散らかっていた物が整えられた状態になる。「やっと部屋が―・いた」「机の上が―・く」物事が一定の形に決まる。事態が落ち着く。「人間の運命は中々―・かないもんだな」〈漱石・道草〉めんどうな物事がうまく収拾される。問題などが解決する。「例の一件が―・いた」「懸案が―・く」嫁にいく。「娘が―・く」じゃまになる者がいなくなる。あるものに片側が接する。「谷―・きて家居せる君が聞きつつ告げなくも憂し」〈万・四二〇七〉[動カ下二]「かたづける」の文語形。

がた‐つ・く🔗🔉

がた‐つ・く [動カ五(四)]がたがた音を立てる。「雨戸が―・く」寒さや恐れなどのため、からだが震える。「足が―・く」もめごとなどが起こり、そのために人々の気持ちが乱れる。「遺産分配で一家が―・く」機械や人間のからだなどが、時を経て調子が悪くなる。「この車もだいぶ―・いてきた」

かた‐つけ【型付け】🔗🔉

かた‐つけ【型付け】 布に型紙を当てて、その模様をあらわし出すこと。また、その職人。能楽で、演じる型の定め方。また、それを曲ごとに記した書物。

大辞泉 ページ 2938