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かな‐ばさみ【金×鋏・金×鉗】🔗🔉

かな‐ばさみ【金×鋏・金×鉗】 金属板や針金を切るのに用いるはさみ。金箸(かなばし)」に同じ。

かな‐ばし【金×箸】🔗🔉

かな‐ばし【金×箸】 鍛冶(かじ)の際に、焼けた鉄などを挟むための鉄製の器具。かなばさみ。

かな‐ばた【金機】🔗🔉

かな‐ばた【金機】 金属製の機織り機。また、りっぱな機織り機とも。「雌鳥が織る―」〈仁徳紀・歌謡〉

かな‐ばち【金鉢・鉄鉢】🔗🔉

かな‐ばち【金鉢・鉄鉢】 金属製の鉢。食べ物を盛る。(かぶと)の鉢で、鉄板を張り合わせたもの。革製の練鉢(ねりはち)に対していう。

かな‐ばん【金判】🔗🔉

かな‐ばん【金判】 金属製の印判。

かな‐ばん【金版・金板】🔗🔉

かな‐ばん【金版・金板】 《「かなはん」とも》書物の表紙や背に表題などを箔押しする際に使う、文字や図を彫刻した凸版。多くは真鍮(しんちゆう)製。

かなびき‐そう【鉄引草】‐サウ🔗🔉

かなびき‐そう【鉄引草】‐サウ ビャクダン科の多年草。草地に生え、他の草の根に寄生。高さ一〇〜二五センチ。茎は細く、葉は線形で白みを帯びる。初夏、外面が淡緑色で内面が白色の筒状の小花が咲く。

かな‐び・く【金引く】🔗🔉

かな‐び・く【金引く】 [動カ四]刀の切れ味を試す。「太刀の金をも―・きて御覧候へかし」〈太平記・三三〉相手の心を試す。「おのおのの御心どもを―・き奉らんとてこそ申したれ」〈平家・七〉

かな‐ひばし【金火×箸】🔗🔉

かな‐ひばし【金火×箸】 金属製の火箸。細くてごつごつしているからだのたとえ。

かな‐ぶつ【金仏】🔗🔉

かな‐ぶつ【金仏】 金属製の仏像。かなぼとけ。感情の乏しい人のたとえ。「木仏―石ぼとけ」

かな‐ぶみ【仮名文】🔗🔉

かな‐ぶみ【仮名文】 仮名で書いた文章や手紙。かなぶん。「―見給ふるは、目の暇(いとま)いりて、念仏も懈怠(けだい)するやうに益(やく)なうてなむ」〈源・若菜上〉真名文(まなぶみ)

かな‐ぶん【金×🔗🔉

かな‐ぶん【金× コガネムシ科の昆虫。体長約二・五センチ、体は楕円形で平たく、銅色・緑色・赤銅色などで光沢がある。日中に飛び、クヌギなどの樹液や腐った果実に集まる。日本・中国・朝鮮半島に分布。かなぶんぶん。かねぶうぶう。《季 夏》

大辞泉 ページ 3060