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かぶき‐こ【歌舞×伎子】🔗🔉

かぶき‐こ【歌舞×伎子】 江戸時代、若衆方の歌舞伎俳優。かげで男色も売った。舞台子。色子(いろこ)。歌舞伎若衆。

かぶき‐ざ【歌舞×伎座】🔗🔉

かぶき‐ざ【歌舞×伎座】 歌舞伎を演じる役者の一座。また、歌舞伎を演じる劇場。東京都中央区にある劇場。明治二二年(一八八九)福地桜痴が建設。三度の罹災(りさい)と再建を経て現在に至る。松竹系の経営で、収容人員二六〇〇名。

かぶき‐しばい【歌舞×伎芝居】‐しばゐ🔗🔉

かぶき‐しばい【歌舞×伎芝居】‐しばゐ 歌舞伎を演じる劇場。江戸時代は、やぐらをあげることを許された劇場をいった。歌舞伎」に同じ。

かぶき‐じゅうはちばん【歌舞×伎十八番】‐ジフハチバン🔗🔉

かぶき‐じゅうはちばん【歌舞×伎十八番】‐ジフハチバン 歌舞伎一八種のこと。普通は江戸歌舞伎の市川家の当たり狂言をさす。七世市川団十郎が天保初年ごろ選定。荒事(あらごと)芸に特色をもつ。不破(ふわ)・鳴神(なるかみ)・暫(しばらく)・不動・嫐(うわなり)・象引(ぞうひき)・勧進帳・助六・押戻(おしもどし)・外郎売(ういろううり)・矢の根・関羽・景清(かげきよ)・七つ面(めん)・毛抜・解脱(げだつ)・蛇柳(じややなぎ)・鎌髭(かまひげ)の一八種。

かぶき‐じょうるり【歌舞×伎浄××璃】‐ジヤウルリ🔗🔉

かぶき‐じょうるり【歌舞×伎浄××璃】‐ジヤウルリ 歌舞伎に用いられる浄瑠璃。一中(いつちゆう)・河東(かとう)・豊後(ぶんご)・常磐津(ときわず)・富本・清元・新内・薗八(そのはち)節などがある。

かぶき‐ぞうし【歌舞×伎草子】‐ザウシ🔗🔉

かぶき‐ぞうし【歌舞×伎草子】‐ザウシ 初期歌舞伎、特に女歌舞伎のようすや、歌舞伎踊りの歌謡などを記した草子。室町末期から江戸初期にかけての成立と考えられ、四種が現存。

かぶき‐ちょう【歌舞伎町】‐チヤウ🔗🔉

かぶき‐ちょう【歌舞伎町】‐チヤウ 東京都新宿区南部の地名。新宿駅の近くの歓楽街。

かぶき‐どう【衡胴】🔗🔉

かぶき‐どう【衡胴】(よろい)の胴で、前後の引き合わせの連の湾曲部分。長側(ながかわ)

かぶき‐ぶよう【歌舞×伎舞踊】🔗🔉

かぶき‐ぶよう【歌舞×伎舞踊】 歌舞伎興行の演目の一つとして、また、歌舞伎狂言中の一幕として演じられる舞踊。→所作事(しよさごと)

かぶき‐もの【歌舞×伎者】🔗🔉

かぶき‐もの【歌舞×伎者】 並外れて華美な風体をしたり、異様な言動をしたりする者。だて者。「近年は人の嫁子もおとなしからずして、遊女、―のなりさまを移し」〈浮・一代女・三〉歌舞を演じるもの。踊り子。「女の―を揃へて踊らせける」〈浮・置土産・四〉歌舞伎役者。または歌舞伎社会の者。芝居者。

大辞泉 ページ 3104