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かめ‐の‐こ【×亀の子】🔗🔉

かめ‐の‐こ【×亀の子】 子供の亀。また、小さい亀。《季 夏》「―の歩むを待って引きもどし/汀女」亀の甲」に同じ。幼児を背負うときに羽織る綿入れ。

かめ‐の‐こう【×亀の甲】‐カフ🔗🔉

かめ‐の‐こう【×亀の甲】‐カフ 亀のからだを覆う角質の硬い殻。甲羅。かめのこ。六角形が前後左右に連続した模様。きっこう。ベンゼン環のこと。六角形をなすのでいう。波しぶきを防ぐために船の船首につける厚板の囲い。戦国時代に城攻めに用いた兵車で、外面を生の牛皮などで覆ったもの。

亀の甲より年の劫(こう)🔗🔉

亀の甲より年の劫(こう) 《「劫」はきわめて長い時間。「甲」と「劫」と音が通じるところからいう》長年の経験が貴重であるということ。亀の甲より年の功。

かめのこ‐しばり【×亀の子縛り】🔗🔉

かめのこ‐しばり【×亀の子縛り】 ひし形の目のように斜め十文字に縛ること。

かめのこ‐せんべい【×亀の子××餅】🔗🔉

かめのこ‐せんべい【×亀の子××餅】 小麦粉・砂糖・卵を材料に、亀の甲羅の形に焼いたせんべい。

かめのこ‐だわし【×亀の子束子】‐だはし🔗🔉

かめのこ‐だわし【×亀の子束子】‐だはし 《形が亀に似るところから》シュロの繊維などを短く切りそろえ、楕円形に束ねたたわし。商標名。

かめのこ‐はむし【×亀の子金虫・×亀の子葉虫】🔗🔉

かめのこ‐はむし【×亀の子金虫・×亀の子葉虫】 ハムシ科の昆虫。体長七ミリくらい。体は平たく亀の甲の形をし、黄褐色で背面に黒斑がある。アカザ・テンサイなどの葉を食べる。

かめのこ‐ばんてん【×亀の子半×纏】🔗🔉

かめのこ‐ばんてん【×亀の子半×纏】 江戸時代、子供が着た綿入れの半纏。両袖がなく亀の甲に似る。

かめのせ【亀瀬】🔗🔉

かめのせ【亀瀬】 大阪府と奈良県との境の、大和川が生駒・金剛山地を横切る所にある峡谷。古くは亀瀬越えとよばれた交通の難所。

かめ‐の‐て【×亀の手・石🔗🔉

かめ‐の‐て【×亀の手・石 ミョウガガイ科の甲殻類。海岸の岩の割れ目などに群生。全長四センチくらい。頭状部は大小の爪状をした石灰質の殻板からなり、柄部は円筒形で肉質。満潮時に殻板の間から蔓脚(つるあし)を伸ばし、餌を集める。

大辞泉 ページ 3180