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かる‐わざ【軽業】🔗🔉

かる‐わざ【軽業】 綱渡り・はしご乗り・玉乗りなどの曲芸。また、その見世物。アクロバット。危険を伴う事業や計画。「資金もないのに融資だけで事業を興すという―をやってのけた」危険な動作をからだを軽快に動かしてやりこなすこと。「悪七兵衛が力業、早業、―、神通業(じんづうわざ)」〈浄・出世景清〉

かるわざ‐し【軽業師】🔗🔉

かるわざ‐し【軽業師】 軽業を演じる芸人。不安定で危険の多い仕事をして世渡りをする人。

かるわざ‐にんぎょう【軽業人形】‐ニンギヤウ🔗🔉

かるわざ‐にんぎょう【軽業人形】‐ニンギヤウ 糸で操る紙人形。

かれ【×涸れ】🔗🔉

かれ【×涸れ】 水がかれること。「井戸―」

かれ【×嗄れ】🔗🔉

かれ【×嗄れ】 声がかれること。「声の―がひどい」

かれ【彼】🔗🔉

かれ【彼】 [代]男性をさす三人称の人代名詞。あの男。西欧語の三人称男性代名詞の訳語。「―は君の弟かい」彼女。三人称の人代名詞。明治時代まで男女の区別なく用いた。あの人。あれ。「余はエリスを忘れざりき、否、―は日毎に書(ふみ)を寄せしかばえ忘れざりき」〈鴎外・舞姫〉二人称の人代名詞。あなた。おまえ。「―は、なむぞの人ぞ」〈宇津保・俊蔭〉遠称の指示代名詞。あの物。あれ。「吾(あ)が思(も)ふ君がみ船かも―」〈万・四〇四五〉[名]恋人である男性。彼氏。「―ができる」彼女。

彼と言い此(こ)れと言い🔗🔉

彼と言い此(こ)れと言い あれもこれも。どちらも。「―辞するに所なし」〈平家・一一〉

彼も一時(いちじ)此(こ)れも一時🔗🔉

彼も一時(いちじ)此(こ)れも一時 《「孟子」公孫丑下から》世の中のことはすべて、時とともに移り変わって一定しない。栄枯盛衰も一時限りである。

彼も人なりわれも人なり🔗🔉

彼も人なりわれも人なり 《「韓愈」原毀から》彼も我も同じ人間なのだから、人のできることが自分にもできないはずはない。

彼を知り己(おのれ)を知れば百戦殆(あやう)からず🔗🔉

彼を知り己(おのれ)を知れば百戦殆(あやう)からず 《「孫子」謀攻から》敵と味方の情勢をよく知って戦えば、何度戦っても敗れることはない。

かれ【故】🔗🔉

かれ【故】 [接]《代名詞「か」に動詞「あり」の已然形「あれ」の付いた「かあれ」の音変化。「かあれば」の意から》前述の事柄を受けて、当然の結果としてあとの事柄が起きることを表す。ゆえに。だから。「あづまはやと詔云(の)り給ひき。―、その国を号(なづ)けてあづまと謂(い)ふ」〈記・中〉段落などの初めにおいて、事柄を説き起こすことを表す。さて。それで。「大国主神…并(あは)せて五つの名あり。―、此の大国主神の兄弟(あにおと)八十神(やそがみ)(ま)しき」〈記・上〉

大辞泉 ページ 3290