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かろ‐とうせん【夏炉冬扇】🔗🔉

かろ‐とうせん【夏炉冬扇】 《「論衡」逢遇の「なほ夏を以て炉を進め、冬を以て扇を奏するが如(ごと)し」から》時期外れで役に立たない物事のたとえ。冬扇夏炉。

かろ‐はずみ【軽はずみ】‐はづみ🔗🔉

かろ‐はずみ【軽はずみ】‐はづみ [名・形動]「かるはずみ」に同じ。

かろ・ぶ【軽ぶ】🔗🔉

かろ・ぶ【軽ぶ】 [動バ上二]軽そうである。かるがるとしている。「―・び涼しげなる御中に」〈枕・三五〉軽率である。軽はずみである。「―・びたる名をや流さむ」〈源・帚木〉低い身分・官位である。「いと―・びたる程に侍るめれど」〈源・竹河〉

かろ‐み【軽み】🔗🔉

かろ‐み【軽み】かるみ」に同じ。

かろ・む【軽む】🔗🔉

かろ・む【軽む】 [動マ四]軽くなる。「この罪の―・むばかりのわざをせさせ給へ」〈源・若菜下〉[動マ下二]軽くする。「我にその罪を―・めて許し給へ」〈源・賢木〉軽んじる。あなどる。「独り身なる者は人に―・めらる」〈方丈記〉

カロメル【calomel】🔗🔉

カロメル【calomel】 塩化水銀。甘汞(かんこう)

カロメル‐でんきょく【カロメル電極】🔗🔉

カロメル‐でんきょく【カロメル電極】 ガラス容器の底に水銀を入れ、その上に糊(のり)状の塩化水銀を置き、これを塩化カリウム水溶液と接触させた電極。他の電極の電位を測定するのに用いられる。甘汞(かんこう)電極。

かろ‐やか【軽やか】🔗🔉

かろ‐やか【軽やか】 [形動][ナリ]いかにも軽そうなさま。軽快なさま。かろらか。かるやか。「―な身のこなし」 [派生]かろやかさ[名]

かろ‐らか【軽らか】🔗🔉

かろ‐らか【軽らか】 [形動][ナリ]いかにも軽そうなさま。かろやか。かるらか。「―に廊を歩みゆく人あり」〈鴎外訳・即興詩人〉たやすいさま。手軽だ。かるらか。「道のほども―にしなしたり」〈源・松風〉軽率なさま。また、むぞうさなさま。かるらか。「山賤(やまがつ)の見る目も―なる御歩き、あるまじきことなり」〈夜の寝覚・二〉身分が低いさま。かるらか。「―なる御身ならねば」〈源・宿木〉

カロリー【calorie】🔗🔉

カロリー【calorie】 栄養学などで用いる熱量の単位。一カロリーは純粋の水一グラムの温度を一気圧のもとでセ氏一四・五度から一度だけ上げるのに必要な熱量で、四・一八五五ジユール。記号cal また、一〇〇〇倍のキロカロリーを単にカロリーということもあり、記号にはkcalのほかCalを用いる。

大辞泉 ページ 3301