複数辞典一括検索+

かん【款】クワン🔗🔉

かん【款】クワン まごころ。また、親しい交わり。法律文や規約などの条項。箇条書き。予算や決算の費目の区分の一。部・款・項・目・節の順となる。金石などに文字をくぼめて刻むこと。また、その文字。→款識(かんし)

款を通・ず🔗🔉

款を通・ず 《「北史」盧柔伝から》交わりを親しくする。転じて、敵に内通する。「長州に―・ずる者ならんとの嫌疑を以て」〈福沢・福翁百話〉

かん【×稈】🔗🔉

かん【×稈】 稲・竹などの、中空になっている茎。

かん【間】🔗🔉

かん【間】 [名]物と物、場所と場所とを隔てる空間的な広がり。また、その距離。「天地の―」「その―約八キロ」「目睫(もくしよう)の―に迫る」ある時点とある時点とのあいだ。あるひと続きの時間。「その―の事情はわからない」「ボールが外野を転々とする―に」すきま。間隙(かんげき)。「多忙の―を縫って出席する」「―に乗じる」心の隔たり。「―を生じる」〔接尾〕名詞に付いて、ある物事・時間・場所と他の物事・時間・場所とのあいだ、人と人との関係などの意を表す。「五日―」「東京、大阪―」「学校―の連絡」「夫婦―のもめごと」

間髪(はつ)を容(い)れず🔗🔉

間髪(はつ)を容(い)れず 《「説苑(ぜいえん)」正諫から。あいだに髪の毛一本も入れる余地がない意》少しの時間も置かないさま。「質問に―答えた」

かん【閑】🔗🔉

かん【閑】 [名・形動]暇なこと。また、落ち着いてのどかなさま。「忙中―あり」「やさしき鳩、―なる鳩」〈露伴・露団々〉

かん【寒】🔗🔉

かん【寒】 寒いこと。冬の寒さ。「海辺に―を避ける」暑。二十四節気の小寒と大寒の時期。暦の上で寒の入りから立春までの間。一月六日ごろから二月四日ごろまでの約三〇日間。「―が明ける」《季 冬》暑。

寒に帷子(かたびら)土用に布子(ぬのこ)🔗🔉

寒に帷子(かたびら)土用に布子(ぬのこ) 季節外れで役に立たないこと。

かん【感】🔗🔉

かん【感】 深く心が動くこと。感動。「―に入る」物事に接して生ずる心の動き。感じ。「今さらの―は否めない」「隔世の―」

感極ま・る🔗🔉

感極ま・る 非常に感動する。「―・って涙を流す」

感に堪(た)えない🔗🔉

感に堪(た)えない 非常に感動して、それを表に出さずにはいられない。「―ないという面持ち」

大辞泉 ページ 3341