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かん【官】クワン🔗🔉

かん【官】クワン 国の政務を執行する機関。朝廷・政府など。役所。おおやけ。「―も商売上手やが」〈上司・太政官〉役所における職務・地位。また、それをつかさどる人。役人。官吏。「―に就く」「―を辞す」「太政官(だいじようかん)」の略。

かん【冠】クワン🔗🔉

かん【冠】クワン [名]かんむり。[ト・タル][形動タリ]最もすぐれているさま。首位に立つさま。「世界に―たる誉れ」

かん【巻】クワン🔗🔉

かん【巻】クワン [名]巻物。巻物にした書物。巻子本(かんすぼん)。「―を開く」書物。書籍。何冊か合わせてひとまとまりとなる書籍の、その一つ一つ。〔接尾〕助数詞。書籍の冊数をかぞえるのに用いる。「全三―の書物」巻物やテープ、フィルムなどの数をかぞえるのに用いる。「巻物三―」「フィルム五―」

巻を追・う🔗🔉

巻を追・う 何巻かに分かれた書物を順に読んでいく。「―・うごとにおもしろくなる」

巻を措(お)く能(あた)わず🔗🔉

巻を措(お)く能(あた)わず 非常におもしろくて、一気に最後まで本を読んでしまう。

かん【×疳】🔗🔉

かん【×疳】 疳の虫によって起こるとされる、小児の神経症。夜泣きやひきつけなどの発作を起こす病気。(かん)」に同じ。「―が高ぶる」

かん【勘】🔗🔉

かん【勘】 物事の意味やよしあしを直感的に感じとり、判断する能力。「―が働く」古文書で、内容の了解を示す符号や点。

かん【患】クワン🔗🔉

かん【患】クワン 苦しみ。悩み。わずらい。「夫親の苦は婦子の―と為り」〈福沢・文明論之概略〉

かん【貫】クワン🔗🔉

かん【貫】クワン 尺貫法の重さの単位。一貫は一〇〇〇匁(もんめ)、すなわち三・七五キロで、明治二四年(一八九一)から昭和三三年(一九五八)まで商取引で用いられた。銭貨を数える単位。一貫は銭一〇〇〇文。江戸時代、実際には九六〇文が一貫とされ、明治時代には俗に一〇銭を一貫とも称した。律令制で、戸籍に記載されること。また、その土地。本貫。中世、土地面積の表示に用いた単位。一定の広さではなく、租税となる米の収獲高を銭に換算して表したもの。貫文(かんもん)

かん【棺】クワン🔗🔉

かん【棺】クワン 死者を葬るときに遺体を納める容器。ひつぎ。

大辞泉 ページ 3340