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がん‐しんけい【顔真卿】🔗⭐🔉
がん‐しんけい【顔真卿】
[七〇九〜七八五]中国、唐の政治家・書家。長安(西安)の人。字(あざな)は清臣。安史の乱で大功をたてた。のち反乱を起こした李希烈(りきれつ)の説得に派遣され、捕縛され殺された。書は剛直な性格があふれる新風を拓き、「顔体」と称される。顔魯公。
かんじん‐こうぎょう【勧進興行】クワンジンコウギヤウ🔗⭐🔉
かんじん‐こうぎょう【勧進興行】クワンジンコウギヤウ
勧進
のために、または、それを名目に行われる興行。田楽・猿楽・相撲・歌舞伎などがあった。

かんしん‐じ【関心事】クワンシン‐🔗⭐🔉
かんしん‐じ【関心事】クワンシン‐
特に興味を引かれている事柄。「国民の最大の―」
かんしん‐じ【観心寺】クワンシン‐🔗⭐🔉
かんしん‐じ【観心寺】クワンシン‐
大阪府河内長野市寺本町にある高野山真言宗の寺。山号は檜尾(ひのお)山。大宝年間(七〇一〜七〇四)役小角(えんのおづの)の創建と伝える。はじめ雲心寺と称したが、弘仁年間(八一〇〜八二四)空海が再興し、観心寺と改める。貞観一一年(八六九)清和天皇勅願の定額寺。のちに後醍醐(ごだいご)天皇の尊信を得たため、南朝文書を多数所蔵する。楠木氏の菩提寺。金堂・如意輪観音像・観心寺縁起資材帳は国宝。
かんじん‐ずもう【勧進相‐撲】クワンジンずまふ🔗⭐🔉
かんじん‐ずもう【勧進相‐撲】クワンジンずまふ
勧進
のために、または、それを名目に営利目的で興行する相撲。「―の銀本(かねもと)、奉加帳(ほうがちやう)の肝入(きもいり)」〈浮・永代蔵・三〉◆江戸初期から行われ、のちには木戸銭を取って興行する定期の相撲にもいうようになり、これが現在の大相撲の前身。

かんしん‐せい【完新世】クワンシン‐🔗⭐🔉
かんしん‐せい【完新世】クワンシン‐
地質時代の区分の一で、最も新しい時代。更新世の最後の氷期が終わり、温暖化が始まった一万年前から現在まで。人類が大発展し、ほぼ新石器時代以降にあたる。沖積世(ちゆうせきせい)。現世。
かんじん‐たいど【寛仁大度】クワンジン‐🔗⭐🔉
かんじん‐たいど【寛仁大度】クワンジン‐
寛大で情け深く、度量の大きいこと。
かんじん‐ちょう【勧進帳】クワンジンチヤウ🔗⭐🔉
かんじん‐ちょう【勧進帳】クワンジンチヤウ
勧進
の趣意を書いて、寄付を集めるのに使う帳面。◆作品名別項

かんじんちょう【勧進帳】クワンジンチヤウ🔗⭐🔉
かんじんちょう【勧進帳】クワンジンチヤウ
歌舞伎十八番の一。一幕。三世並木五瓶(なみきごへい)作。四世杵屋(きねや)六三郎作曲。天保一一年(一八四〇)江戸河原崎座で七世市川団十郎の弁慶で初演。能の「安宅(あたか)」を、長唄を地として歌舞伎化したもの。富樫左衛門の守る加賀国安宅の関を、東大寺勧進の山伏に身をやつした源義経主従が弁慶の知略で通過する。
大辞泉 ページ 3426。