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かんねつ‐し【感熱紙】🔗🔉

かんねつ‐し【感熱紙】 表面に顕色剤としてフェノール化合物を塗布し、加熱するとその部分が融解して発色する用紙。感熱式プリンターに用いる。

かんねつしき‐プリンター【感熱式プリンター】🔗🔉

かんねつしき‐プリンター【感熱式プリンター】 感熱紙に印字ヘッドを接触させ、パルス電流で瞬時に加熱して、文字を印字するプリンター。コンピューター・ファクシミリなどに使用。

かん‐ねぶつ【寒念仏】🔗🔉

かん‐ねぶつ【寒念仏】 僧が寒の三〇日間、明け方に山野に出て声高く念仏を唱えること。のちには俗人も寒夜、鉦(かね)を打ちたたいて念仏を唱え、家々の門前で報謝を請い歩いた。かんねんぶつ。「―鬼で目をつく切り回向」〈柳多留・初〉《季 冬》

かん‐ねん【観念】クワン‐🔗🔉

かん‐ねん【観念】クワン‐ [名]スル物事に対してもつ考え。「時間の―がない」「固定―」あきらめて、状況を受け入れること。覚悟すること。「もうこれまでと―する」哲学で、人間が意識の対象についてもつ、主観的な像。表象。心理学的には、具体的なものがなくても、それについて心に残る印象。仏語。真理や仏・浄土などに心を集中して観察し、思念すること。観想。

観念の臍(ほぞ)を固・める🔗🔉

観念の臍(ほぞ)を固・める もはやこれまでとあきらめ、覚悟する。

がん‐ねん【元年】グワン‐🔗🔉

がん‐ねん【元年】グワン‐ 天皇即位の最初の年。年号の改まった最初の年。「昭和―」ある物事の出発点となるような年。「環境保全―」

かんねん‐けいたい【観念形態】クワンネン‐🔗🔉

かんねん‐けいたい【観念形態】クワンネン‐ イデオロギー

かんねん‐しゅぎょう【観念修行】クワンネンシユギヤウ🔗🔉

かんねん‐しゅぎょう【観念修行】クワンネンシユギヤウ もっぱら観念の行を修すること。また、観念と修行。観行。

かんねん‐しょうせつ【観念小説】クワンネンセウセツ🔗🔉

かんねん‐しょうせつ【観念小説】クワンネンセウセツ ある観念の具象化を目的として書かれた小説。特に日清(につしん)戦争直後に現れた、現実社会の矛盾・暗黒面に対する作者の観念を問題意識として提出した小説をさす。泉鏡花の「夜行巡査」「外科室」、川上眉山(かわかみびざん)の「書記官」「うらおもて」など。

かんねん‐せい【観念性】クワンネン‐🔗🔉

かんねん‐せい【観念性】クワンネン‐ 主観的な観念によってのみ構成されていること。また、そういう性質。→実在性

かんねん‐てき【観念的】クワンネン‐🔗🔉

かんねん‐てき【観念的】クワンネン‐ [形動]具体的事実に基づかずに頭の中で組み立てられただけで、現実に即していないさま。「―でわかりにくい映画」

大辞泉 ページ 3486