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きく‐あき【菊秋】🔗🔉

きく‐あき【菊秋】 陰暦九月の異称。菊月(きくづき)

きく‐あざみ【菊×薊】🔗🔉

きく‐あざみ【菊×薊】 キク科の多年草。日当たりのよい山地の草原に生え、高さ約九〇センチ。葉は広卵形で切れ込みがあり、菊の葉に似る。秋、多数の紅紫色の頭状花を散房状につける。

きく‐あわせ【菊合(わ)せ】‐あはせ🔗🔉

きく‐あわせ【菊合(わ)せ】‐あはせ 左右に分かれて互いに菊花を出し、その優劣を争う遊戯。歌をつけて競うことが多い。菊の花を持ち寄って、花輪の美、作柄などを品評して優劣を争う催し。菊くらべ。

きく‐いく【×鞠育】🔗🔉

きく‐いく【×鞠育】 [名]スル養い育てること。養育。「―の恩」「たけを襁褓の中より―したるの乳母なり」〈菊亭香水・世路日記〉

きく‐いし【菊石】🔗🔉

きく‐いし【菊石】 アンモナイト

きく‐いただき【菊×戴】🔗🔉

きく‐いただき【菊×戴】 ヒタキ科ウグイス亜科の鳥。全長約一〇センチ、日本で最小の鳥の一。全体に緑褐色で、頭頂が黄色く、雄はさらにその中央が赤い。日本では亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、冬には平地に移動する。まつむしり。《季 秋》「この高木―も来るとかや/虚子」

きく‐いちもんじ【菊一文字】🔗🔉

きく‐いちもんじ【菊一文字】 菊作りで、大輪の一六弁に作った花。後鳥羽上皇が備前則宗ら一文字系の番鍛冶(ばんかじ)に命じて鍛えさせ、みずから焼き刃をしたという刀剣。茎(なかご)に菊花の紋が刻んであり、この名がある。御所焼。菊作り。

きくい‐むし【木食虫】きくひ‐🔗🔉

きくい‐むし【木食虫】きくひ‐ 甲虫目キクイムシ科および近縁の科に属する昆虫の総称。体長〇・八〜一一ミリ。体は楕円形または円筒形で、木に穴を掘って生活する。マツノキクイムシ・クリノミクイムシなど。《季 夏》等脚目キクイムシ科の甲殻類。体長三ミリほど。体は半円筒形で黄白色をし、背面に黒い模様がある。海中の木材に食い入り、木船などに被害を与える。

きく‐いも【菊芋】🔗🔉

きく‐いも【菊芋】 キク科の多年草。高さ一・五〜三メートル。茎・葉に粗い毛がある。葉は長楕円形。秋、黄色の大きな頭状花を開く。地下茎は塊状でイヌリンを含み、食用、またはアルコール・果糖の原料にする。北アメリカの原産で、救荒作物として栽培されたが、野生化している。からいも。《季 秋》

大辞泉 ページ 3600