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き‐どく【奇特】🔗🔉

き‐どく【奇特】 [形動][ナリ]きとく(奇特)[名]神仏の持っている、超人間的な力。霊験。「宝物ぢゃと申しても―がなければ、我らごときの者の持っていらぬ物ぢゃが」〈虎清狂・鏡男〉

きとく‐けん【既得権】🔗🔉

きとく‐けん【既得権】 一たび獲得した権利。法的根拠に基づき、すでに獲得している権利。

きどく‐ずきん【奇特頭×巾】‐ヅキン🔗🔉

きどく‐ずきん【奇特頭×巾】‐ヅキン 目の部分だけを開けた、主として婦人用の頭巾。貞享・元禄(一六八四〜一七〇四)のころ流行したもので、黒または紫の絹を用い、裏には紅絹(もみ)をつけた。気儘(きまま)頭巾。奇特帽子。

きど‐ぐち【木戸口】🔗🔉

きど‐ぐち【木戸口】 庭などの、木戸のある出入り口。また、その辺り。興行場の出入り口。木戸。城・柵(さく)などの出入り口。木戸。

きどく‐ぼうし【奇特帽子】🔗🔉

きどく‐ぼうし【奇特帽子】奇特頭巾」に同じ。

きど‐げいしゃ【木戸芸者】🔗🔉

きど‐げいしゃ【木戸芸者】 江戸時代、歌舞伎劇場で新狂言の出る前日などに、木戸口の台の上で狂言の名題・役割を読み上げたり、役者の声色などを使ったりして景気をあおり、客を集めた芸人。

きど‐こういち【木戸幸一】‐カウイチ🔗🔉

きど‐こういち【木戸幸一】‐カウイチ一八八九〜一九七七]政治家。東京の生まれ。孝允(たかよし)の孫。文相・内相などを経て内大臣。東条英機を首相に推すなど天皇側近として影響力をもった。第二次大戦後A級戦犯として終身禁固刑、のち仮釈放。

きど‐ごめん【木戸御免】🔗🔉

きど‐ごめん【木戸御免】 相撲や芝居などの興行場に、木戸銭なしで自由に出入りできること。また、その者。また一般に、出入り自在なことにもいう。

きど‐せん【木戸銭】🔗🔉

きど‐せん【木戸銭】 興行見物のために入り口で払う料金。入場料。木戸。

きど‐たかよし【木戸孝允】🔗🔉

きど‐たかよし【木戸孝允】一八三三〜一八七七]政治家。長州の人。初め桂小五郎と称し、のち木戸姓。吉田松陰に学び、討幕の志士として活躍。維新後、五か条の誓文の起草、版籍奉還、廃藩置県などに尽力。征韓論・台湾征討に反対した。きどこういん。

大辞泉 ページ 3742