笈を負・う 《「史記」蘇秦伝から。本箱を背負って旅する意》遠く故郷を離れて勉学する。

きゅう【球】_キウ 丸いもの。たま。空間の一定点から一定の距離にある点の軌跡。その定点を球の中心、一定距離を球の半径という。

きゅう ［副］強くこすったりねじったりするときの、きしる音を表す語。「コルク栓_（せん）が―と音をたてて抜ける」軽く力を入れて締めたり、ねじったり、こすったりするさま。「はちまきを―と締める」冷や酒などを一気に飲むさま。「コップ酒を―と空ける」

キュー【cue】 ビリヤードで、玉を突くのに用いる棒。

キュー【cue;Q】 ラジオ・テレビなどで、演技・音楽・撮影その他の進行開始の合図。「―を出す」

キュー【Ｑ・ｑ】 英語のアルファベットの第一七字。〈Ｑ〉《quality factor》電気回路における共振の鋭さを表す値。〈Ｑ〉大きなエネルギーの単位。1Q=2.52×10₁₇kcalで、石炭約三六〇億トンを燃やしたときの熱量に相当。〈Ｑ〉《question》疑問、質問、問題の略号。「―アンドＡ」〈Ｑ〉《queen》チェス・トランプで、クィーンの記号。《「級_{（きゆう）}」の音から》写真植字の級数を表す俗な略号。

き‐ゆう【机右】_‐イウ つくえのそば。座右。

き‐ゆう【希有・_×稀有】_‐イウ ［名・形動］けう（希有）

き‐ゆう【_×杞憂】_‐イウ 《中国古代の杞の人が天が崩れ落ちてきはしないかと心配したという、「列子」天瑞の故事から》心配する必要のないことをあれこれ心配すること。取り越し苦労。「―に終わる」

き‐ゆう【喜憂】_‐イウ ［名］_スルよろこびと心配。また、よろこんだり心配したりすること。「高が売女の一顰一笑_{（いつびんいつしよう）}に―して」〈魯庵・社会百面相〉

き‐ゆう【_×嬉遊】_‐イウ ［名］_スル楽しみ遊ぶこと。

ぎゅう【牛】_ギウ うし。特に、牛肉。また、牛皮。二十八宿の一。北方の第二宿。山羊座_{（やぎざ）}中の西部の六星をさす。いなみぼし。牛宿。