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きょう‐けん【凶険・×兇険】🔗🔉

きょう‐けん【凶険・×兇険】 [名・形動]心がよこしまで荒々しいこと。また、そのさま。「汝ら沙門の恐るる如き、―無道の悪魔ならんか」〈芥川・るしへる〉

きょう‐けん【狂犬】キヤウ‐🔗🔉

きょう‐けん【狂犬】キヤウ‐ 狂犬病にかかった犬。

きょう‐けん【狂×狷】キヤウ‐🔗🔉

きょう‐けん【狂×狷】キヤウ‐ 《「論語」子路から》いちずに理想に走り、自分の意思をまげないこと。

きょう‐けん【恭倹】🔗🔉

きょう‐けん【恭倹】 [名・形動]人に対してはうやうやしく、自分自身は慎み深く振る舞うこと。また、そのさま。「―己れを持す」

きょう‐けん【恭謙】🔗🔉

きょう‐けん【恭謙】 [名・形動]慎み深く、へりくだること。また、そのさま。「―な態度で人に接する」

きょう‐けん【強肩】キヤウ‐🔗🔉

きょう‐けん【強肩】キヤウ‐ 野球で、球を速く遠くまで正確に投げることができること。「―の外野手」

きょう‐けん【強健】キヤウ‐🔗🔉

きょう‐けん【強健】キヤウ‐ [名・形動]からだが強くて丈夫であること。また、そのさま。「―な身体」 [派生]きょうけんさ[名]

きょう‐けん【強堅】キヤウ‐🔗🔉

きょう‐けん【強堅】キヤウ‐ [名・形動]強く、しっかりしていること。また、そのさま。堅固。「―な意志」

きょう‐けん【強権】キヤウ‐🔗🔉

きょう‐けん【強権】キヤウ‐ 国家が司法上・行政上有する強い権力。

きょう‐けん【教権】ケウ‐🔗🔉

きょう‐けん【教権】ケウ‐ 教師が学生・生徒に対してもつ権力。宗教上の権威。特に、ローマ‐カトリック教会または教皇の権威・権力。

きょう‐げん【狂言】キヤウ‐🔗🔉

きょう‐げん【狂言】キヤウ‐ 日本の古典芸能の一。猿楽のこっけいな物真似(ものまね)の要素が洗練されて、室町時代に成立したせりふ劇。同じ猿楽から生まれた能に対する。江戸時代には大蔵・和泉(いずみ)・鷺(さぎ)の三流があったが、鷺流は明治末期に廃絶した。本狂言と間(あい)狂言に大別される。能狂言。歌舞伎。また、その出し物。歌舞伎狂言。人をだますために仕組んだ作り事。「―強盗」道理にはずれた言葉や動作。「仏法を知らざる痴人(ちじん)の―なり」〈正法眼蔵・礼拝得髄〉戯れの言葉。ざれごと。冗談。また、ふざけて、おもしろおかしく言うこと。「正直にては良き馬はまうくまじかりけりと―して」〈盛衰記・三四〉

大辞泉 ページ 3923