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きわもの‐し【際物師】きはもの‐🔗🔉

きわもの‐し【際物師】きはもの‐ 際物を作ったり、売ったりする人。一時の流行・人気をあてこんで仕事をする人。

きわ‐やか【際やか】きは‐🔗🔉

きわ‐やか【際やか】きは‐ [形動][ナリ]くっきりときわだつさま。「青空を背景に―な雪山」「花橘の月影にいと―に見ゆるかをりも」〈源・幻〉さっぱりとしたさま。また、行動などがてきぱきとしているさま。「思ひ出所ありて、いと―に起きて」〈枕・六三〉

き‐わり【木割(り)】🔗🔉

き‐わり【木割(り)】 木、特に薪用の木を割ること。また、その人。まきわり。建築物や和船の設計で、各部の寸法、または寸法の割合。また、それを決める方式。柱の寸法などを基準とした比で表す。

きわ・る【極る】きはる🔗🔉

きわ・る【極る】きはる [動ラ四]尽きる。果てる。「年―・る身の行くへこそ悲しけれあらばあふよの春をやは待つ」〈明日香井集〉

き‐を‐つけ【気を付け】🔗🔉

き‐を‐つけ【気を付け】 〔連語〕直立不動の姿勢をとらせるための号令。また、その姿勢。「―、回れ右」「―の姿勢をとる」

きん【×巾】🔗🔉

きん【×巾】 切れ。切れ地。布。ふきん。手ぬぐい。(そう)の一三本目の弦。奏者から見ていちばん手前の弦。頭や襟をおおう布。頭巾(ずきん)。「頭(かしら)に紺染(あをぞ)めの―を被(かづ)き」〈読・雨月・青頭巾〉

きん【斤】🔗🔉

きん【斤】 尺貫法の質量の単位。一斤はふつう一六〇匁で、約六〇〇グラム。商品の包装単位には、慣用的に一〇〇匁・一二〇匁・一八〇匁などを一斤とする場合がある。英斤(えいきん)食パンの単位。一斤は三五〇〜四〇〇グラムをいう。

きん【×听】🔗🔉

きん【×听】 大判の西洋紙一連を五〇〇枚としたときの重さを表す単位。現在は使われない。ポンド。

きん【金】🔗🔉

きん【金】 [名]銅族元素の一。単体は黄金色で光沢がある。金属中最も展延性に富み、厚さ〇・一マイクロメートルの箔(はく)にすることが可能。化学的に安定で、酸化されにくく錆(さ)びず、また、王水には溶けるが、普通の酸やアルカリにはおかされない。自然金の形で主に石英鉱脈中から産出し、母岩が風化したあと川に沈積した砂金としても得られる。貴金属として貨幣・装飾品や歯科医療材料などに使用。比重一九・三。記号Au 原子番号七九。原子量一九七・〇。こがね。黄金(おうごん)値打ちのあるもののたとえ。「―の卵」「沈黙は―」金貨。また、金銭。「―一封」「手切れ―」金額を記すときに、上に付けて用いる語。「―五万円」きんいろ。こがねいろ。「―ラメのスカーフ」将棋の駒で、金将。金メダル。「日本選手が―・銀・銅を独占する」睾丸(こうがん)のこと。きんたま。金曜日。五行の第四位。方位では西、季節では秋、五星では金星、十干では庚(かのえ)・辛(かのと)に配する。〔接尾〕数を示す語に付いて、金の純度を表すのに用いる。二四金が純金。カラット。「一八―のペン先」

大辞泉 ページ 4108