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くくり‐あ・げる【括り上げる】🔗🔉

くくり‐あ・げる【括り上げる】 [動ガ下一]くくりあ・ぐ[ガ下二]しっかりと縛って、ずり落ちないようにする。また、きつく縛りつけて、動かないようにする。「祭り半纏(ばんてん)の袖をたすきで―・げる」

くくり‐あご【括り×顎】🔗🔉

くくり‐あご【括り×顎】 肉づきがよくて二重になったあご。「―の円い顔」〈荷風・あめりか物語〉

くくりお‐の‐はかま【括り緒の×袴】くくりを‐🔗🔉

くくりお‐の‐はかま【括り緒の×袴】くくりを‐ 裾に通した緒で裾口をくくるようにした袴。指貫の古い形とされる。

くくり‐ざる【括り猿】🔗🔉

くくり‐ざる【括り猿】 四角な布に綿を縫い込み、四隅を足として一か所に集めてくくり、頭をつけて猿の形に作ったもの。江戸時代に流行し、幟猿(のぼりざる)に用いた。また、遊郭などで客の足止めをするまじないにした。

くくり‐ずきん【括り頭×巾】‐ヅキン🔗🔉

くくり‐ずきん【括り頭×巾】‐ヅキン 頭の形に合わせて丸く作り、へりをしぼった頭巾。大黒頭巾。「―で野暮(やぼ)めが叱(しか)るやつさ」〈黄・高漫斎〉

くくり‐そで【括り×袖】🔗🔉

くくり‐そで【括り×袖】 綿を入れてふっくらと縫った袖口。「互ひに心懸け袖の、縁に縒(よ)り糸―」〈浄・薩摩歌〉

くくり‐ぞめ【括り染(め)】🔗🔉

くくり‐ぞめ【括り染(め)】 (しぼ)り染め

くくり‐つ・ける【括り付ける】🔗🔉

くくり‐つ・ける【括り付ける】 [動カ下一]くくりつ・く[カ下二]ひもなどで他のものに縛りつける。また、比喩的に行動の自由を奪う。「荷物を車の荷台に―・ける」「一週間も一つ所に―・けられなければならない現在の自分」〈漱石・明暗〉

くぐり‐ど【潜り戸】🔗🔉

くぐり‐ど【潜り戸】 門の扉などに設けた、くぐって出入りする小さい戸口。切り戸。くぐり。茶室の躙(にじ)り口の戸。

くぐり‐ぬ・ける【潜り抜ける】🔗🔉

くぐり‐ぬ・ける【潜り抜ける】 [動カ下一]くぐって通り抜ける。「壁の穴を―・ける」困難や危険な状況を切り抜ける。「厳重な警戒を―・ける」

大辞泉 ページ 4247