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くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】くさゑ‐🔗🔉

くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】くさゑ‐ 大阪府と奈良県との境、生駒山地を越える坂。神武天皇東征の際、兄の五瀬命(いつせのみこと)が負傷したという地。孔舎衙坂(くさかざか)

くさ‐かい【草飼ひ】‐かひ🔗🔉

くさ‐かい【草飼ひ】‐かひ 《「くさがい」とも》馬に草を与えること。「馬の―、水便、共に良げなり。しばし降りゐて馬休めん」〈平家・七〉

くさかい‐どころ【草飼ひ所】くさかひ‐🔗🔉

くさかい‐どころ【草飼ひ所】くさかひ‐ まぐさをとるために与えられた領地。「一所(いつしよ)賜はりて、馬の―をもし給へ」〈曾我・八〉

くさ‐がき【草垣】🔗🔉

くさ‐がき【草垣】 草が生い茂って垣根のようになったもの。

くさ‐がく・る【草隠る】🔗🔉

くさ‐がく・る【草隠る】 [動ラ下二]草の陰になって見えなくなる。「住吉のあさざは水に影みれば空行く月も―・れつつ」〈新千載・秋上〉

くさ‐がくれ【草隠れ】🔗🔉

くさ‐がくれ【草隠れ】 茂った草の陰に隠れること。また、そういう場所。「大木の倒れたのが―に其の幹をあらわしている」〈鏡花・高野聖〉草深い田舎の隠れ家。「かかる―に過ぐし給ひける」〈源・蓬生〉

くさ‐かげ【草陰】🔗🔉

くさ‐かげ【草陰】 茂った草の陰。草むらの中。

くさかげ‐の【草陰の】🔗🔉

くさかげ‐の【草陰の】 〔枕〕地名の「荒藺(あらゐ)」「安努(あの)」にかかる。「―荒藺の崎の笠島を」〈万・三一九二〉

くさ‐かげろう【草蜉蝣】‐かげろふ🔗🔉

くさ‐かげろう【草蜉蝣】‐かげろふ クサカゲロウ科の昆虫。翅(はね)の開張約三センチ。体は緑色、翅は透明で脈が緑色。脈翅(みやくし)目クサカゲロウ科の昆虫の総称。細い体で弱々しく、薄く大きい四枚の翅を屋根形に畳む。成虫・幼虫とも他の昆虫を捕食。卵は糸状の柄で物につけられ、優曇華(うどんげ)とよばれる。《季 夏》「―吹かれ曲りし翅のまま/草田男」

くさか‐げんずい【久坂玄瑞】🔗🔉

くさか‐げんずい【久坂玄瑞】一八四〇〜一八六四]幕末の長州藩士。名は通武。通称は義助。吉田松陰門下。尊王攘夷の急進派で、品川の英国公使館焼き討ち、下関外国艦船砲撃に参加。蛤御門(はまぐりごもん)の変で負傷し、自刃。

くさか‐ざか【孔舎衙坂】🔗🔉

くさか‐ざか【孔舎衙坂】孔舎衛坂(くさえのさか)」に同じ。

大辞泉 ページ 4256