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くさ‐しばい【草芝居】‐しばゐ🔗🔉

くさ‐しばい【草芝居】‐しばゐ 地方の町や村などで上演する素人芝居。また、田舎回りの芝居。田舎芝居。地芝居(じしばい)

くさ・す【腐す】🔗🔉

くさ・す【腐す】 [動サ五(四)]悪意をもって悪く評する。欠点をことさらに取りあげて悪く言う。けなす。「ライバルの仕事を―・す」 [可能]くさせる

くさ‐すぎかずら【草杉×蔓】‐すぎかづら🔗🔉

くさ‐すぎかずら【草杉×蔓】‐すぎかづら ユリ科の多年草。海岸に生え、茎は蔓(つる)状、葉は退化して鱗片(りんぺん)状。細い緑色の葉状をした枝に淡黄緑色の小花がつく。太い根は、砂糖漬けにして食べ、また漢方で天門冬(てんもんどう)といい薬用にする。

くさ‐ずもう【草相撲】‐ずまふ🔗🔉

くさ‐ずもう【草相撲】‐ずまふ 祭礼などで行う素人の相撲。また、野外で行う遊びの相撲。《季 秋》

くさ‐ずり【草×摺】🔗🔉

くさ‐ずり【草×摺】 草の葉や花を衣服にすりつけて着色すること。また、そのもの。(よろい)の胴の付属具。大腿部を守るために、革または鉄を連結して、ふつう五段下りにおどし下げる。下散(げさん)。垂れ。

くさずり‐なが【草×摺長】🔗🔉

くさずり‐なが【草×摺長】 [形動ナリ]鎧の草摺を長く垂らして着ているさま。「黒糸威(をどし)の大荒目の鎧の一枚交なるを、―にゆり下し」〈盛衰記・一五〉

くさずり‐びき【草×摺引き】🔗🔉

くさずり‐びき【草×摺引き】 曾我五郎時致と朝比奈三郎義秀が鎧の草摺を引き合って力比べをした故事。浄瑠璃・歌舞伎などに脚色され、特に歌舞伎舞踊の長唄「正札附根元草摺(しようふだつきこんげんくさずり)」が有名。

くさせんり【草千里】🔗🔉

くさせんり【草千里】 熊本県、阿蘇山の中央火口丘の一。烏帽子(えぼし)岳北斜面の火口跡。草原をなし、牛馬の放牧場になっている。草千里ヶ浜。千里ヶ浜。

くさ‐ぞうし【草双紙】‐ザウシ🔗🔉

くさ‐ぞうし【草双紙】‐ザウシ 江戸中期以降に流行した大衆的な絵入り小説本の総称。各ページに挿絵があり、多くは平仮名で書かれた。ふつう、大半紙半截(はんせつ)二つ折り、一巻一冊五丁(一〇ページ)で数冊を一部とする。表紙の色によって赤本・黒本・青本・黄表紙と区別し、長編で合冊したものを合巻(ごうかん)と称した。狭義には合巻だけをいうこともある。絵双紙。

大辞泉 ページ 4260