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くさば‐いろ【草葉色】🔗🔉

くさば‐いろ【草葉色】 草色。

くさ‐ばな【草花】🔗🔉

くさ‐ばな【草花】 花の咲く草。また、草に咲く花。《季 秋》

くさば‐の‐かげ【草葉の陰】🔗🔉

くさば‐の‐かげ【草葉の陰】 《草の葉の下の意から》墓の下。あの世。「―から見守る」

くさば‐の‐たま【草葉の玉】🔗🔉

くさば‐の‐たま【草葉の玉】 草の葉に置く露。「おきてみば袖のみ濡れていとどしく―の数やまさらむ」〈新古今・恋三〉

くさば‐の‐つゆ【草葉の露】🔗🔉

くさば‐の‐つゆ【草葉の露】 草の葉に置く露がすぐ消えるところから、人の命などのはかないことのたとえ。「わが思ふ人は―なれやかくれば袖のまづそほつらむ」〈拾遺・恋二〉

くさば‐の‐とこ【草葉の床】🔗🔉

くさば‐の‐とこ【草葉の床】 草の葉を敷いて寝床とし、野宿すること。「萌え出づる―や惜しからん焼け野に帰る夕ひばりかな」〈新撰六帖・二〉

くさば‐はいせん【草場佩川】🔗🔉

くさば‐はいせん【草場佩川】一七八七〜一八六七]江戸後期の儒学者・漢詩人。肥前の人。名は。字(あざな)は棣芳。江戸で古賀精里に学び、佐賀藩に仕え、詩と絵に長じた。著「佩川詩鈔」など。

くさ‐はら【草原】🔗🔉

くさ‐はら【草原】 草の茂っている野原。

くさび【×楔・轄】🔗🔉

くさび【×楔・轄】 木や金属で、一端が厚く他端に至るにしたがって薄くなるように作ったもの。木材・石材を割るとき、重い物を押し上げるとき、差し込んだ材が抜け落ちるのを防ぐときなどに用いる。責め木。車軸の端の穴に差し込んで車輪の外れるのを防ぐ小さな棒。二つのものを固くつなぎ合わせるもの。きずな。「共通の危機感が両派の分裂を回避させる―となる」

楔を打ち込・む🔗🔉

楔を打ち込・む 敵陣の中に攻め込んで、その勢力を二分する。また、他の勢力範囲の中に地盤を築く。「一社独占の市場に―・む」親しい間柄に邪魔を入れる。「互いの愛情の少しの間隙(すき)に頓(やが)ては―・んで」〈露伴・いさなとり〉

楔を刺・す🔗🔉

楔を刺・す 後日問題が起こらないように、しっかりと約束を確かめる。念をおす。

くさび‐いし【×楔石】🔗🔉

くさび‐いし【×楔石】 石造り・煉瓦(れんが)造りのアーチ形の頂点の中央に差し入れる石。要石(かなめいし)。せりもち石。

くさび‐がた【×楔形】🔗🔉

くさび‐がた【×楔形】 一端が広く他端に至るにしたがってしだいに狭くなっている、楔に似た形。

くさびがた‐もじ【×楔形文字】🔗🔉

くさびがた‐もじ【×楔形文字】 古代の小アジア世界で、粘土板に刻まれた楔に似た形の文字。表意文字から表音文字に移行する段階にあり、一般に一字が一音節を表す。アッカド語・ヒッタイト語・古代ペルシア語などに使用された。楔状(けつじよう)文字。せっけいもじ。

大辞泉 ページ 4265