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くず‐かみ【×屑紙】くづ‐🔗🔉

くず‐かみ【×屑紙】くづ‐ 不用になった紙。紙屑。

くず‐がみ【×栖紙】🔗🔉

くず‐がみ【×栖紙】 奈良県の国栖地方で産する和紙。コウゾで漉(す)いた厚紙で、表具などに用いる。

くず‐きり【×葛切り】🔗🔉

くず‐きり【×葛切り】 葛粉を水で溶き加熱して固めたものを、細長く切ったもの。糖蜜をかけて食べることが多い。《季 夏》

ぐすく🔗🔉

ぐすく 沖縄の古い言葉で、城(しろ)のこと。中城(なかぐすく)・玉城(たまぐすく)などの地名や姓に残る。

クスクス【cuscus】🔗🔉

クスクス【cuscus】 有袋目クスクス科の哺乳類の総称。猫大で、外形は原始的な猿類に似る。夜行性。樹上で暮らし、長い尾を枝に巻きつけて体を支える。足の第二指と三指が癒合しているところから「ゆびむすび」ともよぶ。七種がオーストラリア・ニューギニア・スラウェシおよびその周辺の諸島に分布。カスカス。

くす‐くす🔗🔉

くす‐くす [副]スルしのんで笑う声。また、そのようすを表す語。「下を向いて―(と)笑う」こっそりと事をするさま。また、そのような性格であるさま。「根性が―して居るのだもの憎らしかろうでは無いか」〈一葉・たけくらべ〉

ぐす‐ぐす🔗🔉

ぐす‐ぐす [副]スル鼻がつまったときの音。また、そのようすを表す語。「鼻を―いわせる」「鼻が―する」はれ物などが痛むさま。「やっぱり―痛い」〈三重吉・小鳥の巣〉物が擦れ合って、かすかに音のするさま。ごそごそ。「裸で―と(寝床ヘ)入りさまに」〈浮・一代男・三〉

ぐず‐ぐず【愚図愚図】ぐづぐづ🔗🔉

ぐず‐ぐず【愚図愚図】ぐづぐづ [副]スル のろのろといたずらに時間を費やすさま。「借金の返済を―(と)引き延ばす」ぶつぶつ不平を言うさま。また、幼児がむずがるさま。「いつまでも―言うな」天候がはっきりしないさま。「梅雨時の―した天気」物の煮えたつ音。また、そのさまを表す語。「鍋の―と濁った声を立てて居る間」〈長塚・土〉[形動]ゆるんでしまりのないさま。また、しまりがなくなり崩れるさま。「帯が―になる」「豆腐が―になる」態度がはっきりしないさま。また、物事にしまりがないさま。「其(その)夜代助は平岡と遂に―で分れた」〈漱石・それから〉◆「愚図愚図」は当て字。[アクセントはグズグズ、はグズグズ。

大辞泉 ページ 4295