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くすり‐び【薬日】🔗🔉

くすり‐び【薬日】 陰暦五月五日のこと。この日に薬玉(くすだま)を掛けたからとも、薬狩りをしたからともいう。薬の日。「ほととぎす鳴けども知らずあやめ草こぞ―のしるしなりける」〈貫之集〉《季 夏》

くすり‐ぶろ【薬風×呂】🔗🔉

くすり‐ぶろ【薬風×呂】薬湯(くすりゆ)」に同じ。

くすり‐ぶろ【薬風炉】🔗🔉

くすり‐ぶろ【薬風炉】 薬を煎(せん)じるときに鍋をかける風炉。くすりろ。

くすり‐ほり【薬掘り】🔗🔉

くすり‐ほり【薬掘り】 秋、野山に出て薬草の根を掘り取ること。また、その人。《季 秋》「―蝮(まむし)も提げて戻りけり/太祇」

くすり‐みず【薬水】‐みづ🔗🔉

くすり‐みず【薬水】‐みづ 薬をまぜた水。水薬。また、薬用になる水。

くすり‐もぐさ【薬×艾】🔗🔉

くすり‐もぐさ【薬×艾】 (きゆう)に用いるもぐさ。硫黄(いおう)・麝香(じやこう)などを混ぜ合わせたもぐさ。効き目や利益のあるもの。「女夫中よい暮らしこそ所帯の―なれ」〈浄・狩剣本地〉

くすり‐や【薬屋】🔗🔉

くすり‐や【薬屋】 薬を調合し、販売する家。薬局。薬店。

くすり‐ゆ【薬湯】🔗🔉

くすり‐ゆ【薬湯】 薬品や薬草を入れた浴湯。くすりぶろ。やくとう。病気にきく温泉。「よろづの人の浴(あ)みける―あり」〈宇治拾遺・六〉

くずりゅう‐がわ【九頭竜川】クヅリユウがは🔗🔉

くずりゅう‐がわ【九頭竜川】クヅリユウがは 福井県北部を流れる川。源を岐阜県境の油坂峠付近に発し、三国町で日本海に注ぐ。長さ一一六キロ。上流には九頭竜ダムなどがあり、また鉛・亜鉛、森林などの資源が豊富。

くすり‐ゆび【薬指】🔗🔉

くすり‐ゆび【薬指】 《薬を水に溶かしたりつけたりしたところから》親指から数えて四番目の指。紅(べに)差し指。名無(なな)し指。

くず・る【崩る】くづる🔗🔉

くず・る【崩る】くづる [動ラ下二]「くずれる」の文語形。

ぐ・する【具する・×倶する】🔗🔉

ぐ・する【具する・×倶する】 [動サ変]ぐ・す[サ変]必要なものが備わっている。そろう。「宇宙の現象は…必ず起(おこ)るべき理由を―・して起るのである」〈西田・善の研究〉他の人に従って行く。連れ立つ。「父に―・して行く」必要なものをすべてそろえる。備える。「必要書類を―・して申請する」連れて行く。一緒に来させる。「供を―・して出発する」夫婦として連れ添う。「子生まで年ごろ―・したる」〈能因本枕・一〇三〉携帯する。持つ。「坏(つき)なども―・せざりければ」〈伊勢・一二七〉

大辞泉 ページ 4306